情報産業振興と将来の利益
情報産業は中国の近代化の過程で大きな力に
国家信息産業部の苟仲文部長は22日、第二回海峡信息技術推広応用博覧会の席
上で、情報産業は中国近代化の過程で大きな力になると発表した。
苟仲文部長は現在、情報技術と情報産業は国民経済と社会の発展の中でますま
す重要になる役割を担っていると語った。情報産業の大いなる発展と情報技術の
推進・応用の不断の進歩は、中国が行っている情報化による工業化戦略の堅実な
基礎を固めることになる。
中国の情報産業は高速の発展を保持し続けており、既に中国国民経済の基礎産
業、支柱産業、リーディング産業となっている。統計によると、今年における全
国通信業務収入は4300億人民元以上、電話ユーザーは4億2000万元になる見込み。
電子情報産業の総生産額は1億6500万元で、全国工業総生産額の10%を超え、販売
収入は9900億元、輸出額は800億ドルになると見られている。
さらに、「十五」(第十次五カ年計画)期間における中国通信技術は、伝統産
業の市場規模約5000億元を改造する。国内産業はこの大市場を獲得し、技術開発
能力向上に努め、情報産業の飛躍的発展を実現する。
今後、情報技術の推進・応用によって、製造業と企業の情報化を重点とし、情
報技術の推進・応用で「倍増計画」を実施する。積極的に電子政務建設を推し進
め、情報技術推進の政策環境での有利な環境を整備し、産業振興を堅持すること
によって、情報産業はさらに早く発展する。〔中新社福州11月23日〕
中国情報産業の規模 2005年には3兆元に
国家信息産業部の呉基伝部長が香港での討論会の席上で、中国は情報産業の発
展を優先事項とすると発表した。予測では、2005年には中国の通信産業の市場規
模は3兆元となり、2000年に比べ倍増し、固定電話、携帯電話のユーザーは5億戸、
電話普及率は40%になる見込み。
呉基伝部長によると、現在、中国における固定電話と移動電話のユーザーは4億
戸を超え、インターネットユーザーは4580万戸に達し、電話普及率は31.4%である。
また、世界の固定電話と携帯電話のユーザーは、98年の11億6000万戸から昨年
末には19億8000万戸に増加した。インターネットユーザーは1億4000万戸から4億
9000万戸に増加し、世界の通信市場は急速に成長している。〔中新網12月2日〕
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