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ボーダーレス化を可能にするハードとソフトの充実

珠海ゲート 昨年の出入境者数1.07億人 半数以上は中国人の香港・マカオ往来

 珠海出入境辺防検査総站によると、2013年、珠海の各出入境ゲートの通過人数は
延べ1.07億人で前期比7%増、通過した乗り物は延べ367万台・隻で前期比約5%増だ
った。
 延べ5800万人近い中国人が珠海の各ゲートから香港・マカオとを往来したが、そ
れは前期比16%増、出入境旅客全体の54%を占めた。
 拱北ゲートの年間出入境者数は延べ9900万人に近づき、前期比6%増だった。横琴
ゲートでは年内に初めて400万人の大台に乗り、前期比3割増となった。
 広珠都市間鉄道の開通、横琴の大開発、広東と香港・マカオとの交流が日増しに
緊密になっていく等の要素が出入境者数増加傾向をつくり出しており、人の流れの
激しさに対応すべく、珠海の出入境検査ではさまざまな手法をとって、合理的にピ
ーク時における人の流れを緩和させている。〔中国新聞網2014年1月2日〕

チベット 昨年の航空旅客数は延べ270万人で史上最高

 チベット航空業はここ数年、追い越し車線を走っている。2日、中国民用航空チ
ベット自治区管理局から得た情報によると、2013年、チベット航空業の旅客取扱量
は延べ275万人を超え、史上最高となった。
 チベットは近年、重要な世界的な観光地になるべく努めており、旅行インフラ建
設を加速し、観光受け入れ体制を向上させてきた。航空業においては、チベットは
民航の飛躍的発展に努め、航空会社を奨励し、チベットへ乗り入れる国内外の路線、
フライトをふやした。
 データによると、2013年、チベットでは計13路線が新規開設され、計49路線に達
し、年間離発着フライト総数は延べ2万6469機、そのうちラサ空港の離発着フライ
ト総数は延べ2万995機で前年同期比23.1%増、ピーク日には離発着フライト数は100
回を超えた。
 旅客取扱量では、チベットの2013年の航空旅客総数は延べ275万8955人で、その
うち海外の旅客数は延べ4万3706人、ラサ空港の旅客数は延べ229万6958人となり、
この3つの数字は史上最高となった。また、中国国外の旅客数は前年同期比17.02%
増、ラサ空港の旅客数は前年同期比25.5%増だった。
 民航のチベット管理局の関係者は「チベット第6の民用空港も今年正式に着工さ
れる」とも述べ、チベットは2014年、さらに新路線を開拓し、旅客取扱量延べ300
万人突破を目指す。〔中国新聞網2014年1月2日〕

中国1000台目の高速鉄道車両がラインオフ

 1月9日、車両番号CRH380A―6149のCRH380A高速鉄道車両(動車組)が、中国南車
四方股フェン有限公司の動体テスト試験線でテストを順調に通過し、中国1000車両
目の高速鉄道車両として出荷された。
 ゼロから1000台を突破するまでに7年強しかかからなかった。
 中国南車四方股フェン公司の関係者によると、2006年7月31日、中国で1台目の高
速鉄道車両が誕生したことで、中国は正式に高速列車分野に進出した。同年12月、
中国で初めての時速300―350キロメートルの高速鉄道車両をラインオフした。2008
年9月、世界で初めて長い編成での寝台車高速鉄道車両の研究開発に成功した。2010
年8月、中国で初めて時速380キロメートルの高速鉄道車両を披露された。そして、
これら「初めて」を誕生させたのは、中国南車四方股フェン公司である。
 現在、中国には、時速200―380キロメートルの速度レベル、編成形式の異なる、
CRH2A、CRH2B、CRH2C、CRH2E、CRH380A(L)といった高速鉄道車両系統がある。
 鉄道総公司の情報によると、2013年12月28日現在、中国の鉄道の営業キロは10万
キロメートルを超え、そのうち、高速鉄道は1万キロメートルを突破し、世界の総
キロ数の50%以上を占める。
 中国には世界最大の高速鉄道ネットワークがあるだけでなく、高速鉄道車両も、
寒冷地から熱帯、沿海から砂漠地帯までと、最も複雑な営業環境を持ち、複雑な環
境下での経験を持っている。
 2014年1月8日、中国の高速鉄道車両1両(*注)の最高営業走行距離は既に350万キ
ロメートルを超え、地球87周に相当する。〔上海証券報2014年1月10日〕
注)原文中「動車組単車」の定義が不明のため、訳出が正確ではない可能性があり
ます。

中国銀聯カード 元旦銀行間決済 初の1000億元突破

 中国銀聯が2日午後に公開した2014年元旦の統計データによれば、2014年の正月
休暇は例年に比べ短かったが、人々のカード利用熱は高まるばかりであった。
 1月1日元旦当日、銀聯カードの銀行間決済額は初めて1000億元を突破し、前年同
期を53%上回り、金額、成長率ともに近年元旦における新記録となった。2014年元
旦のカード利用は現地消費及び海外ネットショッピングが中心であった。
 例年の3連休と異なり、2014年の正月休暇は元旦の1日のみであったため、多くの
カード保持者は現地での消費をもって新年を迎えた。スーパー及び百貨店の決済額
は前年同期比52%増、大型家電専門店の決済額は同43%増となった。
 中国銀聯のアナリストによれば、金価格低下の影響を受け、元旦に多くのカード
保持者が自身と家族へのプレゼントを買い求めた結果、アクセサリーの販売が好調
となり、この分野のカード決済額が前年同期比77%増となった。
 そのほか、正月休暇こそ短かったものの、在宅での海外ネットショッピング決済
が新たな成長分野となり、元旦における「銀聯オンライン決済」を通じた当該決済
額は8.6%増となった。〔中国新聞網2014年1月2日〕
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