CI Image
 
電子マガジン・中国最新情報
中国国内各紙の報道をもとに編集部が独自のセンスで選んだ、中国経済全般、政策動 向、産業一般、社会などホットな中国情報満載。日本の報道では物足りない、今の中 国を日本語で読みたい方は必見!
登録  解除    メールアドレス  

特集内容一覧へ

社会信用体系建設でペナルティー管理

「社会信用体系建設」中国信用体系は初歩的建設を完了

 中央電視台ウエブサイトの情報によると、各部門は、情報の孤島を打破し、一つ
の信用の大きなネットワークを集積し、一カ所で信用を失うと至るところで制限を
受ける社会信用体系建設目標を実現した。現在、中央レベルで、このネットワーク
はさらに密度を増している。
 記者は、国家情報センターにて、全国信用情報共有プラットフォームに所属する
キャビネットを見た。
 この機器には全国33億を超える信用情報が集められ、現在、39の中央部門及び全
ての省区市につながっている。
 信用失墜被執行者、重大税収違法、信用失墜企業、安全生産、上場会社を含む5
つの連合ペナルティー名簿が形成され、この名簿は現在、さらなる内容の拡大を行
っている。
 国家発展改革委員会財金司の陳洪宛副司長は次のように述べた。
 主に、非常に劣悪な社会影響を及ぼす信用失墜行為に対し、相応程度のペナルテ
ィーを与える。いろいろな問題があるが、それらの問題は長期的な視野で始めて、
一般市民の生産、生活、生命と密接に関係するものである。
 信用情報共有プラットフォームにより、中国の信用体系は「イニシエート―レス
ポンス―フィードバック」メカニズムを既に初歩的に建設した。
 今年上半期までに公布した信用失墜被執行者は累計延べ761万人であり、延べ733
万人の次回の航空券の購入を制限し、延べ276万人の列車軟臥、高速鉄道、その他
EMU一等席以上の切符を制限した。84万人の信用失墜被執行者はこれによる義務を
自主的に履行している。
 連合ペナルティーは一発でたたきのめすようなものではなく、期限を設けたペナ
ルティーを実施し、同時に条件つきの修復を行うものである。
 条件つきの修復とは、各部門がブラックリストを認定する際、関連ブラックリス
トからの削除条件及び期限を明確にし、対象者が適切に是正を行い悪影響を排除し
た場合、手続に従いブラックリストから外れることができ、全国信用情報共有プラ
ットフォームでも連合ペナルティーが公布、実施されなくなるというものである。
〔2017年7月19日央視網〕

「社会信用体系建設」全国都市信用評価報告が初公布

 中央電視台ウエブサイトの情報によると、18日、国家発展改革委員会は、第三者
機構に委託し、2016年度全国都市信用状況評価報告を発布した。
 これは誠実・信義則及び違法・信用失墜ビッグデータの集積により建設された評
価指標とモニターモデルであり、国家発展改革委員会は、全国659都市21の分野の
信用状況動態検査を実施した。
 結果として、2016年度信用失墜行為は主に金融、教育、建設工事の分野に集中し
ており、これら分野の信用事件不良率はいずれも3割を超えた。
 全国都市信用状況評価報告によると、北京、上海、重慶は省都及び副省級以上の
都市の信用総合指数トップ3となっており、蘇州、煙台、温州は地級市でトップ3、
県級市のトップ3は栄成、義烏、温嶺である。
 全国において、優良信用トップ3の分野は裁判所検察院公信、法による行政及び
税務分野であり、不良信用情報比率のトップ3は金融、教育、建設工事となっている。
 金融信用失墜事件は主に、不当な資産集め、クレジットカード詐欺、貸し付け詐
欺、債券違約、一部金融機構の違法経営等である。
 教育は主に、一部教育研修機構の突然の営業停止、大量の従業員賃金及び学生の
学費の未払い、規則違反、違法な学校開設、架空の学生募集パンフレットの配布、
教師の道徳失墜事件、一部高等学校での盗作等、学術的な偽造である。
 建設工事分野は主に、違法建築、建築工事の品質問題、工事安全責任事故及び従
業員賃金の悪意の支払遅延である。〔2017年7月19日央視網〕
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━