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国慶節・中秋節超大型8連休

国慶節・中秋節連休 7.05億人が旅行 小売、レストラン売上高1.5兆元

 国慶節、中秋節の大型連休が終わった。8日間の連休中、全国では延べ7.05億人
が旅行に出かけ、全国の交通流量は15%以上上昇した。
 超大量の人の流れがもたらした各種消費は尋常ではないほど盛り上がり、統計に
よると、全国の小売及びレストランの8日間の売上高は1.5兆元に達した。
〈全国で受け入れた国内観光客数は延べ7.05億人〉
 国家観光局のデータによると、1―8日、全国で受け入れた国内の観光客は延べ7.05
億人で、国内観光収入は5836億元だった。
〈海外旅行延べ600万人、88カ国〉
 国家観光局海外団体旅行システム及びネットワークビッグデータによると、連休
中に海外旅行をした観光客数は延べ600万人以上だった。観光客は300近い都市から
出発し、世界88カ国・地域の1155都市に向かった。
〈長距離旅行は前半4日に集中 後半のUターンに余裕〉
 連休中、全国の観光市場には「規模が大きい、成長の伸びが高い、波及力が強
い」という特徴があった。
 連休前半の4日間、長距離旅行の観光客の出発が集中し、延べ人数で億人単位の
高いレベルでの運営を続けた。後半4日間は徐々に安定に戻り、観光客の出発は減
らなかったものの、中短距離旅行の観光客が中心だった。
〈1―7日 鉄道旅客輸送量は延べ8755.9万人〉
 鉄路総公司のデータによると、1―7日、旅客輸送量は延べ8755.9万人だった。
〈1―7日 道路旅客輸送量延べ5.61億人〉
 交通運輸部のデータによると、1―7日、全国道路旅客輸送量は延べ5.61億人に達
した。全国の交通の総流量は15%以上上昇し、江蘇、浙江、安徽、湖北、広東の高
速道路では史上最高となった。
〈全国の道路交通は平穏 事故が減少〉
 今年の超大型連休と超大量の人の流れの特徴について、各地の公安の交通警察部
門が全面的な特別措置を講じ、高い密度で広報周知を図り、事前に注意喚起し、ピ
ークを避けた外出の意識を高めた。
 一部の地域の道路で渋滞が起きたり、道路網のボトルネック、軽微な事故等が原
因で車両の通行が遅くなったほかは、全国の道路全体は平穏で、交通事故発生件数、
死亡者数は大幅に減少した。
〈全国の小売レストラン売上高は約1.5兆元〉
 8日間の超大型連休は消費にも火をつけた。商務部のモニタリングによると、10
月1―8日、全国の小売及びレストラン企業の売上高は約1.5兆元で、1日平均売上高
は昨年の国慶節連休の10.3%増だった。モバイル決済が消費成長の新しい空間をさ
らに開拓した。
〔央視網2017年10月9日〕

微信 国慶節の大型連休データ報告

 10月8日、微信は国慶節大型連休ビッグデータ報告を発表した。出国者数、人気
エリア、海外消費等の角度から、国慶節大型連休中の微信ユーザーの外出状況を示
した。
 9月29日から10月6日まで、微信ユーザーの海外渡航者数(香港含む)は数百万人
に達した。海外消費はウィーチャットペイ等のモバイル決済方式の利用可能範囲が
広がるに従って増加した。香港が今回の連休中で最も人気の観光地だった。ショッ
ピングがやはり人々の最も主要な支出となった。
 「70後」に比べ、「90後」「80後」の観光客は海外旅行をより好み、世代間の観
光客の志向が異なっている。「00後」はアメリカを多く選び、「80後」「90後」は
香港を一番最初に選んだ。
 これ以外では、タイ、韓国、日本、オーストラリアも海外の人気消費都市上位10
都市で、国内ユーザーが喜ぶ海外消費地である。前年の国慶節連休に比べ、カナダ、
シンガポール、ニュージーランド等の地域の決済回数は著しく増加した。
 中秋節の日、ラッキマネー(微信紅包)の送受信数は63億に達した。
 その他、気持ちを伝える手段として、音声通話が交流を促進した。「90後」ユー
ザーは、人を呼び出す回数が最も多く、平均時間は600秒に達し、「最も友愛的」
だった。一方、「60後」が「90後」を呼び出す平均時間は全世代の中で最も長く、
平均通話数は750秒だった。〔北京商報2017年10月10日〕

国慶節連休 旅行都市空港で運輸量急増

 国慶節連休中、各旅行目的都市の空港の旅客運輸量は明らかな増加傾向を示した。
 10月9日、民航局の発表した最新データによれば、この連休中、出発フライトの
搭乗率が比較的高い空港は北京、深セン、上海、寧波、杭州、珠海等の地区で、こ
れらの都市の空港から出発したフライトの平均搭乗率は85%を超えた。
 そのうち、北京、深セン、上海、寧波、杭州等の空港では、連休前半の出発フラ
イト平均搭乗率が90%を超えた。三亜、井岡山、武夷山等の空港では、連休後半の
出発フライト平均搭乗率が90%を超えた。
 全体を見れば、2017年国慶節連休(10月1日―8日)の民航全体の旅客数は延べ1295
万人となり、2016年同時期と比較し14.6%の伸びとなり、平均搭乗率は80%を超えた。
 国内航空会社の総オペレーションフライトは9.6万余りで、前年同時期より4.12%
の伸びとなった。10月8日は連休後のピークが予測されており、民航運輸量は171万
人が推定されている。
 航空データサービスの飛常準は「2017年国慶節フライト移動ビッグデータ報告」
(以下「報告」)を発表した。
 「報告」によれば、国慶節の影響を受けたことで、同連休中に全国で実際に運航
されたフライト数は前年同時期より明らかに上昇した。
 ビッグデータでは、2017年国慶節連休中、国内から国内への実質運航フライト数
は9万158機で、前年同期比25.89%の上昇となった。国内から海外への実質運航フラ
イト数は1万8890機で、前年同期比18.56%の上昇となった。
 実際のところ、今年の国慶節連休は通常より長く、旅行客数も少しずつ上昇する
兆しを見せた。鉄道と道路以外に、航空もまた徐々に消費者に人気の移動手段の一
つとなった。
 旅行地域専門家の劉思敏氏は、近年、中国ではマイカー旅行を選択する旅行客が
不断に増加しているが、今年は国慶節連休が通常より長いことで、人々の心理がよ
り長距離旅行に傾き、多くの旅行客がより早く遠方都市に向かうために鉄道や飛行
機等の移動手段を選択したと話した。〔北京商報2017年10月10日〕

国慶節連休 民航の運輸旅客数延べ1300万人

(重複のため、前略)
 旅客運輸量では、連休前の出発ピークが9月30日に既に始まった。10月1日にピー
クを迎え、1日の旅客運輸量は延べ167.2万人だった。10月2日から旅客運輸量は徐
々に減少した。
 今年の連休は8日と長かったことにより、ピークを避けた外出がしやすく、旅客
運輸量は「落ち込まず、高どまり」状態となり、連休の半ばの数日間は前年比で比
較的多かった。
 中国の中秋の風習もあり、10月4日は外出する旅客が連休中で最も減少したが、5
日から始まったUターンで徐々に増加し、7日―8日の中秋後がピークとなった。
〔新華網2017年10月9日〕
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