中国人スタッフが、日本人や日本ビジネスを理解しない限り、日系企業の成功はおぼつかない。しかし、知日派の中国人管理者は決して多くないのが現状です。
日中間の信頼関係を築き、優秀な中国人材を確保し、人材の現地化を目指すすべての日系企業に、この研修コースを推薦します。
研修プログラムダウンロード(PDF 260KB)
ねらい
日本文化の特徴、日本人のものの考え方、日本人のビジネス観、社内人間関係、仕事の進め方などを学びながら、日本人マネジャーとの円滑な意思疎通をはかり、愛社精神を喚起、育成し、生産性の向上をねらう。
受講対象者
- 現地企業の中国人管理者
- 現地企業の将来の基幹人材
- 合弁企業の中国パートナー会社の管理者
- 日本で働く中国人社員・研修員
特徴
- 講義と実践演習がバランスよく配置され、習得しやすい
- 講師は長年に渡る日中双方に対して企業内研修の経験及び毎年実施されている現地日系企業での調査から、日本人から見た中国人ビジネスパーソンの問題点や弱みを熟知しており、適切なフィードバックが行える
- 日中ビジネスの現場で起きている様々な実例やケーススタディが織り込まれているため、興味や注意が持続する
期待効果
- 日本文化及び日本人の価値観や考え方について理解ができる
- 日本のビジネス慣行や仕事のマナーを学び、背後にあるビジネス文化・商習慣が理解できる
- 日本人上司、日本人同僚との接し方、コミュニケーション向上のスキルを習得できる
学習方法
- テキスト学習
- ビデオ学習
- ディスカッション:成功・失敗例に基づいて全員参加の討論
- ロールプレイ:実践的演習。講師によるフィードバック
主な内容
- 日本社会・日本人を理解するキーワード
- 日本会社組織、経営管理、社内風土などの面で共通した特徴
- 日本のビジネス慣行や仕事のマナーを学び、背後にあるビジネス文化を理解する。
- 文化背景の異なる日本人上司・日本人同僚との接し方、コミュニケーション向上のスキルを習得する。
研修条件
- 人数:10~15 名/グループ (基本)
- 使用言語:日本語
- 形態:2日間集中(基本
研修スケジュール
1日目 | |
9:00 |
- イントロダクション
- 日本社会・日本人を理解するキーワード
- 日本会社の一般的特徴
- 日本的経営の特徴
- 日本の会社のビジネスマナー
- 日本人社員の職業観
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13:00 |
- 日本式コミュニケーションの特徴、一般的心理と行動
- 日系企業が求める管理者の理想像
- 中国人社員と日本人上司(同僚)との意思疎通に関する問題点の整理と認識
- ビデオプログラム観察/解釈
- <グループディスカッション>
- -日中コミュニケーション・スタイルの異同
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17:00 |
終了 |
2日目 | |
9:00 |
- 日本式コミュニケーションの特徴、一般的心理と行動
- 日系企業が求める管理者の理想像
- 中国人社員と日本人上司(同僚)との意思疎通に>関する問題点の整理と認識
- ビデオプログラム観察/解釈
- <グループディスカッション>
- -日中コミュニケーション・スタイルの異同
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13:00 |
- 日本人管理者から見た中国人の問題言動
- D・I・Eコミュニケーション学習技法の習得
- 事例分析:日本人上司とのトラブル
- ロールプレーの実践
- -日本人社長との面談で戸惑いを隠せなかった販売課長
- -頭を悩ませた得意先の日本人担当者
- -従業員の要望と上司の考え方の間のズレに苦慮
- <ロールプレーの振り返り>
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16:50 |
全体のまとめ |
17:00 |
終了 |