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「対人影響力を高めよう-自分を知り、相手を知る」

4月18日~4月22日、日中ナレッジセンターは深セン和僑会と深セン投資教育協会のご協力を得て、深センにて公開セミナーを開催しました。

今回は、SP(サブパーソナリティ)トランプ開発者で、【(有)YAO教育コンサルタント 代表取締役八尾 芳樹氏】を日本からお招きし、対人影響力を高める方法について、講演しました。

八尾先生の講演会は中国で予想以上の大盛況でした!

公開セミナー内容

中国(深セン)講演所感

YAO教育コンサルタント 八尾芳樹

4月18日から22日にかけ日中ナレッジセンターの李年古氏のお膳立てで、中国の深セン(広東省)にて日本人向けに1回、中国人向けに2回講演する機会がありました。

以下はその講演に関する小生の所感です。

講演風景1

 小生にとって中国での講演ははじめてでした。1回3時間くらいの講演なので、できたら中国語でスピーチをしたいとのおもいで2月から12時間中国語の個人レッスンを受けました。おかげさまでテキストや講演のパワーポイントそして教材として使ったSP(サブ・パーソナリティー)トランプの中国語版はできました。しかし、小生の発音が中国人には十分聞き取ることができない可能性があることがわかったため、冒頭のあいさつのみ中国語で行い、講演は日本語で行いました。そして通訳は李年古さんに担当していただきました。李さんは小生の拙著である「人間力を高めるセルフ・エンパワーメント」を熟読していただいていたので通訳としては最適でした。講演中、小生に向けられたと思われる質問にも自ら答えておられました。

講演風景1

 講演の対象者は中国で経済活動を行っている日本人の会である和僑のメンバーと深セン市の国営ガス会社の管理者そして教育会社の管理者でした。テーマは3つとも「対人影響力を高める」で、内容はSPトランプを使った自己理解、他者理解、他者対応そして自己成長でした。この内容は今まで日本では数多くの人に講演や研修を行ってきたので日本人の反応は予測できるのですが、中国人に対して小生が講演するのは初めてであったため少し不安はありました。しかし、中国人の積極的な研修態度に助けられて大いに盛り上がりました。逆に研修の場のコントロールが困難な状況に陥るほど反応は多きいものがありました。

 日本人も中国人も自己理解や他者対応といったテーマは関心があることが実感できた次第です。ガス会社では参加者の定員が60名(中国語版のSPトランプが60個しかなかったため)にもかかわらず100名以上の応募がありました。しかし主催者から参加をことわられたにもかかわらず自分で市販のトランプを持参して参加している人もいました。日本ではみられない光景でした。

 今回参加された中国人のパーソナリティーは下記のような傾向がありました。

  • 1.感覚的・人間志向の方が論理的・課題志向よりやや上回っていた
  • 2.能動的な方が受動的な方より上回っていた
  • 3.社会通念上強みとされるパーソナリティー(例 社交家・実践家・友好家・論理家など)を社会回通念上弱み(いじけさん、めんどうくさがり、小心者、優柔不断など)より数多く選んだ人は全体の3分の2で、逆の場合は120名中8名しかいなかった。
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