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━【目次】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏【特集：貿易】
●中国、１－２月の輸出入貿易額約700億ドルに
●中国のＷＴＯ加盟の進捗状況 石広生貿易相
●米農産物の差別問題
● 中国の対外経済・貿易、今年も一定の伸び
┏【グローバル】
● 中国輸出入銀行、対外工事請負事業を積極支援
┏【日系企業】
● 三菱自動車、陸慧さんに賠償の申し出
● 清水建設、瀋陽で大連国貿と裁判
┏【ＩＴ最前線】
●５月に北京中関村科技園で科学技術成果交易会
●モトローラ中国、携帯電話を輸出
●オムロン、上海交通大学と輸出ソフト共同開発
●高品位ディスプレイ「彩神」開発
● 工商銀行、中国初のデータウエアハウス構築
┏【日中友好】
●伊達公子さん、テニスコーチ座談会に参加
● 中国にポリオワクチン 日本政府が無償援助
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……【特集：中国経済状況】……………………………………………………
● 中国、１－２月の輸出入貿易額約700億ドルに
税関総署の最新通関統によると、中国の貿易は１－２月も拡大傾向を維持し、輸
出入総額は699億1000万ドルと前年同期より16％増えた。うち輸出は361億400
0万ドルと14.5％増え、輸入は337億7000万ドルと17.7％増えた。
１－２月の通常貿易輸出は前年同期比9.6％増の147億9000万ドル、輸入は25％
増の158億1000万ドルで、10億2000万ドルの貿易赤字を記録した。専門家は、こ
の貿易赤字について、今年初めに中国が再び輸入関税率を引き下げたことに関係が
あるとの考えを示した。
１－２月の欧州連合（ＥＵ）と米国からの輸入は大幅に増えており、ＥＵからの
輸入は前年同期より22％増え、米国からの輸入は23.1％増えた。周辺国家・地域か
らの輸入も増えており、東南アジア諸国連盟（ＡＳＥＡＮ）からの輸入は28.6％増
え、ロシアからの輸入は2.25倍に増えた。
輸入商品別にみると、大豆、機械・設備、鋼材などは拡大傾向を示し、原油は減
少した。
１－２月は、9.4％減少した台湾地域を除く他の主要な貿易国・地域への輸出が大
きく伸びた。うち日本への輸出は21.5％、ＡＳＥＡＮへの輸出は27.9％、ロシアへ
の輸出は35.2％増えた。
輸出商品別にみると、機械・電気製品の輸出が前年同期比27.4％増の161億200
0万ドルと中国の輸出総額の44.6％を占めた。特に機械・設備、電器・電子製品は
大幅に増えた。
企業別では、外資系企業の輸出入が大幅増の傾向を維持し、１－２月の輸出入総
額は前年同期比21.5％増の354億1000万ドルに達し、中国の輸出入総額の50.7％
を占めた。
２月の輸出入総額は374億3000万ドルと前年同月より32.7％増えた。うち輸出
は192億ドルと29.9％増え、輸入は182億3000万ドルと35.7％増えた。
●中国のＷＴＯ加盟の進捗状況 石広生貿易相
中国の石広生対外貿易経済協力相は13日、中国の世界貿易機関（ＷＴＯ）加盟は
、大局はすでに決まっているが、ＷＴＯ加盟の具体的時期は中国だけで決まるので
はなく、ＷＴＯ加盟国、特に「主要先進国の政治的意思」によって決まると述べた。
さらに、中国のＷＴＯ加盟でまだいくつかの問題が解決されていないことを明ら
かにした。主なものは農業協定と工業補助金協定の執行に関する問題および一部の
サービス貿易分野の開放問題。一部の加盟国が中国に高過ぎる要求を出し、発展途
上国である中国の現在の受容能力を超えていることから困難が生じているという。
また、中国とＷＴＯ加盟国にとって、中国のＷＴＯ加盟が早いほど利益を得るの
が早く、遅いほど利益を得るのは遅くなると述べた。
また中国のＷＴＯ加盟は香港、マカオ経済にどのような影響を及ぼすかとの質問
に「中国のＷＴＯ加盟は香港、マカオにプラスの影響を与えるとともに、発展のチ
ャンスをもたらすだろう。中国の全方位の開放は香港とマカオが引き続き海運、金
融、貿易、情報センターとしての機能を発揮するのに積極的な役割を果たし、大陸
本土と香港、マカオとの経済・貿易取引の規範化と促進に有益だろう」と述べた。
そして、台湾の世界貿易機関（ＷＴＯ）加盟問題について、「将来、（台湾海峡）
両岸が共にＷＴＯのメンバーになれば、１つの中国の中の両岸関係になり、またＷ
ＴＯメンバー間の関係にもなる。それで両岸の『３通』（通信、通航、通商）促進に
非常に有利な条件が整うことになる」と述べた。
また「92年の関税貿易一般協定（ガット）理事会議長の声明の原則に基づき、台
湾が『台湾、澎湖、金門、馬祖』、簡単に『中国台北』の略称で、中国本土がＷＴＯ
に加盟した後に加盟するなら、両岸の経済発展と協力に新たな好機がもたらされる
だろう」と指摘した。
さらに「両岸の間の双方向で互恵の直接『３通』実現は多くの分野の経済貿易協
力を大きく拡大し、両岸にとって非常に有益である」と強調した。
●米農産物の差別問題
石広生対外貿易経済協力相は13日、第９期全国人民代表大会（全人代）第４回会
議の記者会見で、米国の農産物に対する差別は存在せず、中国は世界各国・各地域
からの農産物を同じように扱っていると述べた。
そして、中国は一貫して中米間の農業協力取り決めを真剣に実行し、自らの約束
を果たし、小麦、オレンジ、たばこの輸入で中米両国の農産物検査・権益取り決め
の規定に厳格に従っており、米国の農産物に対する差別は存在しないと述べた。
反ダンピングに関する質問に答えた際、中国は一貫して自国企業が海外で製品を
ダンピングすることに反対しているが、他の国や地域は中国に対する反ダンピング
行動をとる時、世界貿易機関（ＷＴＯ）のルールに厳格に従うべきであると述べた。
さらに労働力と原材料価格が比較的安いため、中国製品は国際市場で一定の競争力
をもっており、それを他の国や地域に対するダンピングと見なすべきではないと述
べた。
●中国の対外経済・貿易、今年も一定の伸び可能
石広生対外貿易経済協力相は13日、中国の対外経済・貿易は今年も一定の伸び率
を維持し、第10次５カ年計画（2001－2005年）の好スタートを切ることが可能だ
と述べた。
今年は第10次５カ年計画の初年度であり、１－２月の中国の輸出入額は699億
1000万ドルで、前年同期より16％伸びた。内訳は輸出が14.5％増の361億4000
万ドル、輸入が17.7％増の337億7000万ドルだった。１－２月の契約外資利用額
は92億200万ドル、外資利用実績は45億7600万ドルで、前年同期に比べそれぞれ
47.09％と24.15％伸びた。
今年１－２月の輸出入基調を見ると、世界経済が大幅に減速していること、中国
の貿易が２年間高い伸びが続いて高水準にあることから、今年の貿易は減速するか
もしれない。しかし、努力すれば、今年の対外経済・貿易で一定の伸び率を維持し、
第10次５カ年計画の好スタートを切ることは可能だと信じている。
……【グローバル】……………………………………………………
●中国輸出入銀行、対外工事請負事業を積極支援
中国輸出入銀行の羊子林総裁は13日対外工事請負企業座談会で、今後も政策銀行
としての優位性を十分生かし、中国企業の対外工事請け負いを大いに支援していく
と表明、「輸銀は中国企業の海外進出の強固な後ろ盾であり、海外工事請負に多額の
政策的融資を行う力がある」と強調した。
説明によると、輸銀は昨年、対外工事請負に対し、98年の４倍近い42億7000
万元を融資し、契約総額10億8900万ドルの請負事業を支援した。昨年末現在、対
外工事請負に対する67億4000万元のサプライヤーズクレジットを承認し、支援し
た輸出の契約総額は17億ドルに上る。
このほか対外保証業務で21件の対外請負工事、契約総額９億9100万ドルの輸出
を支援した。これまでに保証を引き受けた対外請負工事は累計44件、契約総額は
11億2500万ドルに上る。これら政策金融による支援事業は18カ国・地域に及び、
輸出企業に対する直接的資金支援だけでなく、企業の資金調達力とリスク対応力を
強化した。
世界の工事請負市場は現在、規模が大きく、競争が激しい。2003年には総規模が
４兆1000億ドルに達するとみられる。改革・開放以来、中国の対外工事請負事業は
年平均30％以上の伸びを見せ、昨年の新規契約額は117億ドル、売上高は83億ド
ルに達した。昨年末までの累計対外工事請負契約額は897億ドル、売上高は626億
ドルに上っている。
羊総裁はさらに次のように述べた。輸銀は対外工事請け負いに対する業務を今年
の輸出金融の重点とする。対外工事請負と対外投資に対する業務のサプライヤーズ
クレジット業務全体に占める割合を現在の11％から20％前後にまで引き上げる。
同時に政策銀行としての総合的優位性を十分生かし、輸出信用保険と対外保証業務
の開拓に力を入れ、企業のリスク防止、資金調達力増強に政策的金融支援を行う。
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……【日系企業】…………………………………………………………………………
●三菱自動車、陸慧さんに賠償の申し出
三菱自動車工業の安楽英明・北京事務所長は14日北京で、長沙で自動車事故に
あった陸慧女史と家族に対する同情と見舞いの気持ちを表し、「三菱自動車の責
任であることが確認されれば、中国の法律に基づいて賠償を行いたい」と表明し
た。
陸慧さんは2000年12月25日、長沙で三菱パジェロＶ31に追突され負傷した。
安楽所長は「三菱自動車は、この事故に大きな関心を寄せている。事故のことを
知った今年２月20日の翌日、陸慧さんを見舞い、事故の経緯を調査するため、長
沙に人を派遣した。三菱自動車は２月26日、陸慧さんの代理人が指定した口座に、
治療代として12万元を振り込んだ」と説明した。
さらに「健康を金銭で買うことはできない。三菱自動車は関係方面と協力し、
事故について全面的な調査を行い、事故の原因と法的責任を明確にして、負傷者
と家族および一般市民が満足できる回答を出したい。三菱自動車は責任を回避す
るようなことはしない」と言明した。
●清水建設、瀋陽で大連国貿と裁判
清水建設と日中合弁企業・大連国際商貿大厦有限公司の間で起きた６億元に
上る建設工事契約に関する案件の公開審理が14日、遼寧省高級人民法院（高裁）
で始まった。
案件当事者の法定代表者が双方とも日本籍であり、これまでに遼寧省で行われ
た裁判としては対象となっている金額が最も多く、案件の内容が複雑であること
から、この案件は大きな関心を集めている。
大連国際商貿大厦は日中合弁企業で、最大の株主である日本企業が株式の70％
を保有し、大連商場が30％を保有している。
原告と被告は1996年１月19日、清水建設が大連国際商貿大厦の設計と施工を
請け負う内容の「建設工事契約」に調印した。工事費は１億５万4300万ドルで、
その後に「工事施工契約条項」と「建設工事変更契約」が調印され、工事費と追
加工事費を98年11月30日までに支払うことが決まった。
工事は96年４月30日に始まり、98年10月31日に完成し、大連国貿に引き渡
された。これまでに大連国貿は工事費として１億1550万ドルを清水建設に支払っ
た。
原告の清水建設は昨年10月19日、大連国貿が一部工事費などの支払いを拒否
しているとして、遼寧省の裁判所に訴訟を提起した。訴訟を受理した裁判所は法
に基づいて合議法廷を設けて案件を審理することを決めた。
清水建設は起訴状の中で、未納になっている3850万ドルの契約金、3194万4546
ドル８セントと４億3498万9600円の追加工事費を支払うよう大連国貿に命じる
ことを裁判所に求めた。さらに被告のために立て替えた、101万5411元１角８分
に上る商品検査費・関税・申請手続き費を返済し、相応の違約金と1000万元前後
の訴訟費を支払うよう命じることを求めた。
被告の大連国貿は、原告が契約に違反したので、被告側は工事費の支払いを拒
否する権利がある、と反論した。また大連国貿は反訴を提起し、原告が建設を請
け負った大連国際商貿大厦には多くの欠陥があるとして、これによってもたらさ
れた3199万3920元の損失を弁償し、欠陥のある箇所を修理するよう原告に求め
ると同時に、工事費を減額し、訴訟費と鑑定費を支払うよう求めた。
…【ＩＴ最前線】………………………………………………………………………
●５月に北京中関村科技園で科学技術成果交易会
北京の中関村科技園区（サイエンスパーク）は今年５月初めのハイテク産業国際
週間に大型科学技術成果交易会を開く。
開催責任者は「中関村はすでに全国のハイテク産業をけん引する全体的イメージ
がほぼ出来上がっている。今回の交易会は人材と研究成果を十分生かし、技術革新・
産業化事業と資本市場の有効な結びつきを一層促し、海外企業の投資、起業を誘致
することを目的としている」と強調した。
交易会の会場は国際週間の主会場である中国国際展覧センター８号館で、総面積
2000平方メートル。より多くの企業の参加を促すため、政府は展示ブースに対し助
成を行う。
会場には技術成果交易展示区と研究開発産業基地展示区を設ける。期間中、中関
村ハイテク・ビジネス区、生命科学パーク、ソフトパーク、上地情報産業基地およ
び北大サイエンスパークなどの重点建設の企業誘致事業を発表する。
中関村科技園区は北京の新たな経済成長点となっており、昨年、技術開発、生産、
取引の総収入が1540億元余りに達した。2010年の売上高は6000億元に達すると見
込まれている。
＊ 関連記事は「中国経済週刊」227号http://cew.rocketbeach.net/
●モトローラ中国、携帯電話を輸出
モトローラ個人事業通信部研究開発センターが開発した携帯電話「天拓Ａ6188
」は、国際市場にも輸出され始めている。この携帯電話は無線通信とインターネッ
トを一体化した製品で、中国の研究員が開発した。
モトローラの対中投資は現在、185億元に達している。モトローラは長年にわた
り中国のポケベル・携帯電話市場でトップのシェアを占めてきた。中国における昨
年の販売額は前年より27.7％増え、輸出は11億2000万ドルに達し、天津市で輸出
規模が最も大きい外資系企業になった。
企業の現地化はモトローラが終始堅持している方針だ。管理職と技術者を現地化
しているばかりでなく、品質の保証を前提に原材料と部品を可能な限り中国で調達
している。モトローラは昨年、中国の市場で前年比60％増の約９億ドルに上る原材
料と部品を調達した。モトローラが中国以外で経営している企業も中国から約５億
ドルの部品を調達した。
モトローラの中国ソフトウエア研究開発センターと電信運営計画部アジア太平
洋地域研究開発センターは先ごろ、世界で最も高い権威を持つソフト業界の認証を
取得し、米国とインドに次いで、この認証を取得した企業を持つ国になった。
モトローラ中国公司の社長は、モトローラは移動体通信分野の優位性を拡大する
と同時に、中国との協力を拡大して半導体、デジタル・クラスタ通信、ブロードバ
ンド・ネットワークを発展させ、中国が通信事業を発展させる中で企業の実力を高
めていきたい、と表明した。
●オムロン、上海交通大学と輸出ソフト共同開発
上海交通大学と日本のオムロンは先ごろ、輸出ソフトウエアを共同で開発する取
り決めに調印した。
交通大学、オムロン、上海古徳投資相談有限公司などが共同出資して新しいソフ
ト会社、上海交大オムロン・ソフト株式会社を設立した。同社は輸出ソフトの開発
に力を入れるほか、ソフト管理分野のコンサルティングやソフト人材の養成も行う。
交通大学とオムロンは１、２年内に上海古徳を中国の有名なソフト輸出企業に育て、
日本市場を共同で開拓する。
●高品位ディスプレイ「彩神」開発
中国で初めての高品位デジタル・ディスプレイ「彩神」が最近、上海で開発され
た。
このディスプレーを使った29型、32型、34型のカラーテレビは、画面が特に美
しくて柔らかく、臨場感がある。これらのカラーテレビはアジア太平洋経済協力会
議（ＡＰＥＣ）開催中、関係者が利用するホテルに提供され、市場にも投入される。
「彩神」は上海華彩デジタル映像技術有限公司と上海奇普科技有限公司が開発し
たもので、高品位コンピュータ、高品位室外ディスプレイ、ディスプレイを使うそ
の他の製品にも利用できる。
●工商銀行、中国初のデータウエアハウス構築
中国初の商業銀行データウエアハウスの構築が14日、中国工商銀行で正式にスタ
ートした。
データウエアハウスは、意思決定に使われる、異なる時期のデータを集め、現代
のデータ処理技術を商業銀行の経営・管理活動に幅広く利用したものである。商業
銀行は業務取り扱いの過程で大量の経済情報を握っているが、データウエアハウス
によって、分散した情報を集中させ、以前は無価値だった情報を価値あるものに変
え、潜在的で原始的な情報を加工処理された直接的な情報に変え、銀行の経営活動
に対する事後対応を事前のコントロールに変えることができる。
同行スポークスマンは次のように語った。データウエアハウスは商業銀行が顧客
の経済行動法則を迅速につかみ、優良顧客群を選びだし、顧客の個別的需要を予測
するのを助け、銀行の市場分析、マーケッティング能力を大きく高めることができ
る。市場における金融資源の最適配置を実現し、リスク防止能力を高めることもで
きる。
さらに次のように指摘した。データウエアハウスの構築は非常に複雑な長期的事
業である。当行のデータウエアハウス１期分は２カ月内に完成、年内に実用価値の
ある１ないし２の応用システムが運用を始める見通しだ。これを踏まえシステムの
充実と整備を図り、全行のデータウエアハウス構築を全面的に進めたい。
……【日中友好】………………………………………………………………………
●伊達公子さん、テニスコーチ座談会に参加
日本の有名なテニスプレーヤー・伊達公子さんのコーチを務めた小浦武志氏は
14日、北京国際テニスセンターで行われた伊達公子さんと中国のテニスコーチと
の交流座談会で、「子供たちには、あまり早くプロ化の道を歩ませてはならない。
あまりにも早く良い成績を残してしまうと、スポーツ生命が早く終わってしまう可
能性もある」と語った。
小浦さんは伊達さんの成長のプロセスを紹介し、「伊達さんは６歳からテニスを
始めたが、18歳でインターハイに優勝するまで、基本的に目を見張るような成績は
挙げていなかった。子供には３つの成長段階があり、コーチは子供の体の発育と心
の問題に注意しなくてはならず、特に14、５歳の頃は、骨格形成にとって重要な段
階なので、子供がカルシウムを多く摂取するよう指導する必要がある」と語った。
伊達公子さんは座談会で、90年代の世界プロテニス界で成功を収めた経験を紹介
し、「世界ツアーに参加するには、自己管理と自己訓練が非常に重要です。プロのテ
ニスプレーヤーとしては、自己管理を学んで、できる限り自身をコントロールし、
自分の生活をトーナメントに合わせなくてはなりません。また試合の開催地に着い
たら、すぐに試合に参加する友人を探すことを覚えなくてはなりません。これらの
友人も練習相手を探しています。当然皆さんよりランクが上の友人を練習相手とし
て選ぶ必要があります。これは非常に良いことで、自身の実力をつけることにもな
ります。」と語った。
子供にテニスを教えることについて、伊達さんは「まず子供にテニスボールとテ
ニスコートに触らせてあげましょう。しかし、すぐにラケットを持たせてボールを
打たせることを避け、テニスに興味を持たせるようにしましょう。テニスがしたい
と思うようになると、プレーすることが非常に楽しくなります。この時に、コーチ
は子供にテニスを教えればよいのです」と語った。
●中国にポリオワクチン 日本政府が無償援助
中国のポリオ撲滅成果の定着を助けるため、日本政府は15日、約312万元に上る
1560万ドースのポリオ・ワクチンを無償援助した。
同日の引き渡し式には朱慶生衛生次官、杉本信行日本公使が出席した。
昨年、日本で開かれたポリオ撲滅会議で、中国を含む西太平洋地域が無ポリオ地
域と宣言された。だが周辺諸国からの病原菌侵入によって、中国青海省海東地区で
子供のポリオ感染例が発見された。
朱次官は次のように指摘した。全世界でのポリオ撲滅の目標が実現されていない
ため、中国でもつねにポリオ・ウィルス侵入の危険がある。従って、ポリオ撲滅活
動の持続的発展のために、中国はこの方面の国際協力を引き続き強化する。
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……【経済データ】………………………………………………………………………
(３月１６日発表)
外貨名 １００日本円 １００米ドル １００香港ドル
人民元 ６.８４９９ ８２７．７６ １０６.１５
関連ページ：http://www.bank-of-china.com/whpj/
◆◇◆◇◆◇お知らせ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇━━━━━━━━━━━━
★☆/////////中国経済週刊 ////////////////////////////////////☆★
中国経済週刊 No.256 2001年3月22日
■特集：活力溢れるスポーツ産業
●中国の成長産業 スポーツ産業
●オリンピックのビジネスチャンス 熱い視線を浴びる中国
■経済評論：WTO加盟が内外資本企業の税制統一を促す
■泣き笑い日系企業：三菱の「中国危機」
■投資案内：海水の真水化が中国の有望進行産業に
■産業レポート：中国の自動車工業はどこへ向かう？
木工機械製造業界の現況
■ビジネス最前線：輸出入ともに小幅増～１月国際貿易統計
■政策と法規：外国企業投資の鉄道貨物輸送業の審査・認可及び管理暫定規則
■ 現地外資企業ルポ：強者どもの夢のあと～クラフト買収にみる外資一獲千金時代
の終焉
外国テレビブランド 広告宣伝を重視
■中国マーケット：2000年携帯電話利用者に関する調査報告
■万華鏡：都市失業者軍団 650万人規模を維持
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