CI Image
 
電子マガジン・中国最新情報
中国国内各紙の報道をもとに編集部が独自のセンスで選んだ、中国経済全般、政策動 向、産業一般、社会などホットな中国情報満載。日本の報道では物足りない、今の中 国を日本語で読みたい方は必見!
登録  解除    メールアドレス  

特集内容一覧へ

金融業

1月~8月、外貨預金残高が152億3,000万ドル増加

8月末現在、中国国内の中国資本金融機関の外貨預金残高総額は、昨年同期比
24.2%増の1,184億3,000万ドルに達した。1月~8月の新規外貨預金は、昨年
同期より81億3,000万ドル増加、152億3,000万ドルだった。8月の新規外貨
預金は14億3,000万ドル。8月末、企業の外貨預金残高は13.8%増の434億4,00
0万ドル。1月~8月の新規預金は、昨年同期より39億2,000万ドル増え35億
8,000万ドル(数字が間違っているのでは?)だったが、8月の企業外貨預金は
前月よりやや減少した。8月末の国民外貨備蓄預金残高は、昨年同期比33.7%増
の666億1,000万ドルだった。1月~8月の新規預金総額は、昨年同期より27
億ドル増え112億7,000万ドルだった。8月の新規外貨備蓄預金は、昨年同期よ
り6,000万ドル増加、15億3,000万ドルだった。8月末の外貨貸付残高総額は
662億6,000万ドルで、比較可能価格で計算すると、前月より6億3,000万元
を出した。内容以下の通り。
 改革・開放以来、証券取引規模は絶えず拡大し、証券取引印紙税も大幅に増加
している。
 中央と地方の財政分配関係を適切に処理し、中央のマクロコントロール能力を
強めるため、国務院は、証券取引印紙税の分配比率を現行の中央88%、地方12%
から、3年間に分けて中央97%、地方3%に調整することを決定した。すなわち
2000年は中央91%、地方9%、2001年は中央94%、地方6%とし、2002年か
ら中央97%、地方3%とする。うち2000年は10月1日から新しい比率を適用
する。
 関係地区と部門が全体的見地に立ち、引き続き証券取引印紙税の徴収をしっか
り行い、中国の証券市場の一層健全な発展を図るよう要請する。

広東省に国有大型技術投資集団3社誕生

 28日、広東国際技術合作実業集団公司、広東省現代農業集団公司、広東省ベン
チャー投資集団公司の3社が正式に設立された。これは同省の国有企業再編が基
本的に完了したことを示している。
 3社は広東省政府の認可を受けた技術投資型国有大型企業集団で、省政府を代
表して経営者を選び、重要な政策を決定し、投資収益を分配するなど出資者とし
ての権利を行使し、また国有資産の価値保全・増加の責任を負う。
 この3社は省対外経済貿易委、省農業庁、省市科学研究機関に以前それぞれ所
属していた企業93社を再編して設立された。総資産は65億元に上る。
 今年に入り、同省の国有企業改革と再編は飛躍的に進展した。これまで政府の
50余りの部門が管理していた企業と軍隊、武装警察、政法(公安・司法)機関か
ら移管された企業計1546社を大型企業集団20社と資産経営会社3社に再編し、
機能別管理を実施している。
 再編で設立されたこの23社は工業、商業、電力、交通、建設、対外経済、対
外貿易、農業、機械、軽工業、石油化学、ベンチャー投資、観光関係の企業で、
資産総額は2500億元に達し、同省所属企業全体の60%近くを占める。
 同省の湯炳権副省長は今回の改革と再編で、財産権を結びつきとする新しい形
の工業資産管理体制をほぼ確立し、国有資産運営の機能を強化し、全体的に省所
属国有企業を活性化したと強調した。

米インベスコ、深センの投信委託会社と協力 

 9月29日午後、深センに本社を置く鵬華基金管理有限公司(投信委託会社)
は、米国の投信委託会社インベスコとコンサルティング協議書に調印した。それ
によると、インベスコは鵬華にオープン型投信の運用技術を含む全面的顧問サー
ビスを提供し、鵬華基金管理公司の投信運用、市場拡大、販売、顧客サービスな
どのレベルを高める。
 双方はさらに、法律範囲内で、中外協力ファンドの設定などより高次元の協力
を積極的に模索する。
 現在、4つの証券投資信託を持ち、資産総規模が63億6000万元に達する鵬華
基金管理公司は、今年に入ってから、オープン型投信の準備を積極的に進め、イ
ンベスコの強力な援助を受けている。インベスコは現在の運用信託財産が3890
億ドル以上に達する世界最大の投信委託専門会社の1つで、中国の投資信託業の
発展に強い興味を持っている。
 現在、中国の十大投信委託専門会社の内3社が本社を深センに置いている。