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中国航空事業

中国、宇宙ステーション建設を目指す

 中国空間技術研究院の研究員、閔桂栄人民政治協商会議全国委委員は8日、政協
第9期全国委第4回会議の記者会見で、「中国は1990年代から有人宇宙飛行計画を
スタートさせ、これまでに2回の飛行実験を行った。有人飛行までに今後、若干の
飛行実験を行う必要がある」と述べた。
 また「有人宇宙飛行の長期目標は宇宙ステーションを建設することで、関係部門
は現在、重要技術の研究を進めている」とし、さらに次のように述べた。
 21世紀、中国は宇宙輸送面でまず運搬能力が大きく、無害、無汚染の新型運搬ロ
ケットを開発する。このため「863」ハイテク研究計画の支援を受け、現在、先進的
ロケットエンジンの研究開発を進めている。これは液体酸素と石油系燃料を組み合
わせた推進剤を使う100トン級のものや大推力の液体水素・液体酸素ロケットエン
ジンなどである。このほか運搬コストを下げるため、繰り返し使用できるシャトル
型運搬手段の研究も今後の方向として重視している。
 衛星の応用には非常に高い経済的、社会的効果があり、新世紀の中国宇宙開発の
重点で、主に各種の新型リモートセンシング衛星、通信衛星、航行誘導衛星などの
研究開発を行う。第10次5カ年計画期(2001-2005年)、中国の衛星打ち上げ回数
は第9次5カ年計画期(1996-2000年)の2倍以上になると見込まれる。衛星の性
能も大きく向上するだろう。同時に衛星は通信、放送、資源、環境、気象、海洋、
農林、水利、交通、測量・地図作成など各分野で広く応用され、衛星の幅広い応用
で多くの新産業が生まれるだろう。
 

中国の長城公司、韓国の衛星打ち上げへ

 中国長城工業総公司と韓国宇宙航空研究院は21日、韓国の大田で、衛星打ち上げ
ビジネスの契約に調印した。長城公司は契約に基づき、運搬ロケット「長城2号C
改良型」で、地球観測衛星アリラン2号を打ち上げる。
 長城公司が韓国の衛星を打ち上げるのは今回が初めて。
アリラン2号は多目的衛星で、韓国宇宙航空研究院が政府の支援を受けて開発した
もので、解析度1メートルのオールカラー画像と解析度4メートルのスペクトル画
像を提供できる。軌道は太陽同期軌道で、軌道高度は685キロ、軌道傾斜角は98.13
度。衛星は2004年4月、中国の西昌衛星打ち上げセンターから打ち上げられる。
 韓国宇宙航空研究院は外国の衛星打ち上げ会社4社のロケットと中国のロケット
を比較したもので、最終的に「長城2号C改良型」が最高得点を獲得した。これま
でに「長城2号C改良型」はモトローラ社のイリジウム衛星を7回打ち上げ、すべ
て成功を収めている。
 長城公司は、中国政府から権限を授けられて衛星打ち上げサービスと宇宙空間技
術協力を国際市場に提供する中国唯一の企業。今回の契約調印は、長城公司が衛星
打ち上げビジネスの国際市場で大きな競争力を持っていることを示したもの。

米中両国政府が衛星打ち上げビジネス協議

 中国国家宇宙局が20日明らかにしたところによると、米中両国政府代表団は、
「中華人民共和国政府とアメリカ合衆国政府の商業衛星打ち上げサービスの国際貿
易問題に関する合意覚書」に基づき、19、20の両日北京で協議を行った。双方の協
議は1997年のワシントンでの協議以来。
 今回の協議で、双方は合意の執行状況の評価を行い、衛星打ち上げビジネスの情
報を交換するとともに、合意に関連する問題を討議した。
 中国代表団は国家宇宙局顧問の孫家棟氏が団長を務め、外務省、対外貿易経済協
力省、国家宇宙局などが参加した。米国代表団は通商代表部宇宙貿易政策主任のス
ティーブ・フォーケン氏が団長を務め、国務省、連邦航空局、中国駐在大使館の職
員が参加した。
 
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