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北京市

北京市、外資系企業累計1万5000社の設立認可

 北京市の張茅・副市長は11日、座談会「中国の世界貿易機関(WTO)加盟と
多国籍企業の北京における発展」で、「北京市は昨年末までに、累計1万5882社
に上る外資系企業の設立を認可した。契約ベースの外資利用額は321億3000万ド
ルに達した。外資利用実績は216億ドルで、このうち外国企業による直接投資は
157億ドルに上る」と語った。
 さらに、この数年多国籍企業の北京における投資は大幅に増えている。世界の
大企業500社のうち158社が北京に投資し、営利目的の会社110社を設立してい
る。また多国籍企業15社が北京に統括本部を、45社が北京に研究開発機構を開
設していると語った。
 多国籍企業による投資は、北京経済の構造調整と産業のグレードアップを促し、
北京経済の発展に新しい活力を注入した。

多国籍企業進出の橋頭堡に 北京市が方針

 賈慶林中国共産党北京市委員会書記は11日「中国の世界貿易機関(WTO)加
盟と多国籍企業の北京における発展」の座談会において、外国企業による新しい
投資ブームにおいて、北京市は多国籍企業や中小企業が中国市場に進出するため
の橋頭堡、創業の楽園になるだろうと語った。この座談会には、シーメンス、松
下電器、インテルなど29の多国籍企業の代表が参加した。
 賈書記は、「北京市はWTOのルールに基づき、政府機能を着実に転換し、役割
を果たす方式を改善し、事務効率を高めている。同時に、投資環境のハード面を
さらに改善し、交通・市政・環境の建設と整備を強化し、都市建設と慣行の近代
化を進めていく」と語った。
 また、「今後の5年間に、北京は買収、合併、投資ファンド、証券投資、BOT
(建設・操業・譲渡)、TOT(譲渡・操業・譲渡)など多様な方式を模索し、外
資導入のルートと分野を拡大していく。また投資促進に関する海外の先進的な経
験を参考にして、企業誘致・資金導入プロジェクト・サイトなどの開設を通じて、
投資促進ネットワークシステムを構築し、投資促進効率を向上させる」と語った。
 北京は外資系企業、特に多国籍企業が、ハイテク産業、現代サービス業、都市
のインフラ整備、環境保護、都市の危険家屋改築などの分野と国有企業再編に参
入するよう、積極的に誘導していく。さらに有名多国籍企業が北京に法律事務所、
会計事務所、コンサルティング会社、認証機関、経済関連の事務所など市場で仲
介的役割を果たす機関の設立を推進する。世界の有名多国籍企業とハイテク企業
が北京に地域統括部や研究開発機関を設立するのを推進するための関連政策を策
定していく。

北京市、中心業務地区計画を推進

 北京市の劉淇・市長は7日、北京中心業務地区(CBD)計画設計案審査会で、
北京を近代的な国際都市に発展させるうえでCDBは重要な意味を持っており、
市政府はその計画と設計を非常に重視していると語った。
 計画中の北京CBDは朝陽区の中西部にある。具体的位置は朝陽門から建国門
まで、東環二(環状2号線の東区間)から東環三までの一帯で、総面積は3.99
平方キロ、開発可能な土地は280万平方メートルある。業務ビルの延べ床面積は
1000万平方メートルの見込み。
 計画によると、ここは金融、保険、情報、コンサルティング、商業、文化、ビ
ジネス・オフィスなど複数のサービス機能をもつ場所に築かれる。ブロードバン
ド・マルチメディア・ネットワークなど近代的情報インフラを建設し、国際ルー
ルに合ったインテリジェント・オフィス環境を整えるとともに、国際慣行に合っ
たサービスシステムをつくる。
 また、北京の古い姿の保護、2008年五輪招致と関連づける必要があり、計画・
設計は国際基準にかなうとともに、北京の実情および基本都市計画と現在の配置
も考慮しなければならない。北京の将来の発展のための好ましい空間を整えるべ
きで、交通、環境などの面で今後の発展のための「後遺症」を残すべきではない。
 北京市発展計画委員会の沈宝昌主任はこのほど、5年内にCBD区域内の工場
移転を全面的に完了し、CBD中心部分の開発をほぼ終え、代表的な施設を完成
させたいと語った。

北京地下鉄5号線、中加合弁会社が建設

 北京地下鉄5号線は資金調達プランがすでに確定し、資金繰りも順調で、5年
内に全線開通の見込み。北京地下鉄5号線投資有限責任公司の責任者は次のよう
に語った。
 地下鉄5号線を完成させるには資金調達がカギになる。総投資額は120億元で、
近く設立される北京地下鉄5号線有限責任公司が資金を調達して建設する。この
会社は合弁企業で、中国側は北京首都創業集団、北京地下鉄総公司、北京市国有
資産運用公司で構成する北京地下鉄5号線投資有限責任公司。外資側はカナダの
SNC-ラヴァリン・グループ。
 同公司の資本金は40億元で、うち中国側が62.5%にあたる25億元を、外資側
が37.5%にあたる15億元を出資する。国家発展計画委員会の関係規定によると、
重要投資プロジェクトは総投資額の3分の1以上の自己資本がなければ申請でき
ないが、5号線の総投資額は120 億元で、3分の1は40億元となる。
 残り80億元の建設資金の調達プランもすでに決まっている。国際慣行では、自
己資本以外の投資は双方が出資分に応じて、国内外からそれぞれ調達する。北京
地下鉄5号線有限責任公司は双方が62.5%と37.5%の比率で出資するため、残り
の建設資金80億元もこの比率で借入保証をする。つまり80億元のうち、50億元
は中国側が借入保証をし、30億元はカナダ側が借入保証をする。
 中国建設銀行北京市支店はすでに5号線の50億元の仮引受書を発行している。
カナダ・モントリオール銀行、ロイヤルバンク、ナショナルバンクもSNC-ラ
ヴァリンに対して、保証限度額の与信引き受けを行った。
 なお、北京地下鉄5号線は市の中心を南北に貫く地下の交通大動脈で、南の豊
台区宋家荘から北の昌平区太平荘北駅までの全長27.6キロ。壅和宮から北新橋ま
での約700メートルの試験区間が一足先に着工されており、全線の設計プランも
専門家の審査を原則的にパスしている。

北京と内蒙古が共同でシュルンホフ発電所建設

 北京国際電力開発投資公司と内蒙古電力(集団)有限責任公司は6日西安で、
内蒙古シュルンホフ発電所第1期工事の投資趣意書に正式調印し、共同出資で出
力240万キロワットの発電所を建設する。
 内蒙古シュルンホフ発電所1期工事は出力120万キロワットで、総投資額は約
48億元。北京と内蒙古の折半出資で建設される。
 建設地は内蒙古自治区シリンゴール盟シュルンホフ旗ドンダホト鎮。完成すれ
ば、北京、天津、唐山の電力網構造の改善と安定、北京の生態環境改善、辺境地
区の経済発展に重要な役割を果たすと期待されている。
 北京市の劉海燕副市長は「今後5年間、電力は北京のエネルギー構成の40%以
上を占める。今年の北京市の最大電力負荷は750万キロワットに、2005年には100
0万キロワットに達する見込みだ」と語った。
 北京と内蒙古の共同発電には10年の歴史がある。北京国際電力開発投資公司は
内蒙古西部電力網に計20億4000万元を投資し、豊鎮発電所、ダラト発電所、ト
ク発電所に相次いで資本参加した。
 2000年末現在、蒙西電力網は北京へ累計460億キロワット時の電力を送ってお
り、北京電力網への供給能力は93万8000キロワットに達する。昨年、蒙西電力
網は北京に70億キロワット時の電力を送った。これは北京市の電力使用量の20%
にあたる。
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