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第1四半期の経済実績

都市部の不動産価格が上昇 

 このたび上海市統計局都市調査グループが行った調査によると、第1四半期、
中国の35の大中都市の不動産価格は、前年度より着実に上昇し、上昇率の差も拡
大したことが分かった。うち住宅賃貸価格は5.7%、住宅販売価格は1.9%し、土
地取引価格は1.4%それぞれ上昇した。
 分譲住宅、公共住宅、個人中古住宅の取引の活発化に伴い、30の大中都市では
不動産価格指数が徐々に上昇しており、武漢は11.2%と上昇率が大中都市のトッ
プにランクされた。地域別にみると、華東地域の10都市の住宅販売価格の変動が
大きかった。
 住宅賃貸価格は引き続き上昇し、上昇率は住宅販売価格を3.8ポイント、土地
取引価格を4.3ポイント上回った。30%近くの都市では上昇率が35都市の平均を
上回った。
 土地取引価格の変動は大きくなく、大部分の都市で変動は小規模にとどまり、
40%近くの都市では前年同期並みだった。
 統計によると、第1四半期、上海では個人が購入した国内向け分譲住宅は6
万7300軒以上に達し、1日当たり700軒以上売れた。

主な都市の第1四半期の経済実績

◇北京◇
 域内総生産(GDP)は前年同期比11.2%増の550億5000万元。内訳は第1
次産業が4.9%増の14億1000万元、第2次産業が18%増の218億9000万元、第
3次産業が7.3%増の317億5000万元。
 工業は好調な消費に支えられて急速な発展を遂げた。工業生産額(付加価値ベ
ース)は前年同期比22.5%増の186億8000万元となった。ハイテク産業の生産
額(同)は46.5%増の53億9000万元。国有・政府過半出資工業企業の生産額(同)
は20.4%増の135億元。
 貿易総額は前年同期比13.8%増の120億ドルで、うち輸出が24%増の29億300
0万ドルだった。
 外国投資認可件数は前年同期比24.9%増の266件、契約ベースの外資利用額は
前年同期比89.7%増の10億5000万ドル。実行ベースの外資利用額は4億800
0万ドルだった。
 海外(域外)からの観光客は前年同期比2.7%増の47万1000人、うち外国人
は0.4%増の38万1000人だった。
 固定資産投資は前年同期比15.1%増の130億1000万元。不動産投資は拡大を
続け、25%増の67億元に上った。
 消費財小売額は前年同期比10.2%増の391億3000万元に上った。農村市場の
消費は活発で、14%伸びた。
 3月末の金融機関の各種預金残高は年初より586億3000万元増え、1兆278
億6000万元となった。うち個人の貯蓄性預金は年初より182億1000万元増え、
3105億3000万元となった。3月末の金融機関の各種貸出残高は年初より189億
4000万元増えて、6184億4000万元となった。
 労働者の1人当たり所得は前年同期比19.3%増の4458元、都市住民の1人当
たり可処分所得は10.8%増の3000元だった。しかし物価上昇分を除いた実質の
伸びは5.5%にとどまった。農村住民の1人当たり所得は8.6%増の1757元。
 消費者物価指数(前年100 )は105で、上昇率は前年同期を3.6ポイント上回
った。小売物価指数(同)は99.2で、下落率は前年同期より0.4ポイント縮まっ
た。
 財政収入は前年同期比29.7%増の102億8000万元、財政支出は同22.5%増の
76億1000万元だった。
◇浙江◇
 域内総生産(GDP)は前年同期比10.6%増の1412億元だった。うち第2次
産業は11.8%増の747億元。工業企業の利益は32.0%増の41億5000万元。GD
Pのうち、第3次産業は10.7%増の555億元だった。不動産業の伸びは13.8%で、
第3次産業の中で最大となった。
 貿易総額は前年同期比27.1%増の70億4000万ドルで、内訳は輸出が28.5%増
の48億6000万ドル、輸入が24.1%増の21億8000万ドルだった。
 外国からの直接投資認可件数は464件、契約ベースの外資利用は前年同期比
97.9%増の10億6000万ドル。実行ベースの外資利用は22.5%増の3億9600
万ドルで、うち全額外資は22.5%増の2億2500万ドルだった。繊維、医薬品、
電子各工業と商業への投資が大きな部分を占めた。
 固定資産投資は前年同期比27%増の382億3000万元だった。うち国有部門は
37.6%増の237億3000万元。不動産投資は57.8%増の74億7000万元で、固定
資産投資に占める割合は31.5%に上がった。
 消費財小売額は前年同期比11.3%増の637億9000万元だった。都市住民の1
人当たり消費財購入額は10.8%増の1993元、農村住民は7.6%増の982元。
 財政収入は前年同期比24.6%増の218億7000万元だった。都市・農村住民の
貯蓄性預金は3カ月間に279億4000万元、金融機関の貸出残高は232億8000
万元それぞれ増加した。都市住民の可処分所得は6.2%増の2087元、農村住民の
純収入は13.8%増の1736元だった。消費者物価は前年の平均より0.2%上昇した。
小売物価は都市部で0.1%下落、農村部で0.6%上昇した。工業製品の工場出荷価
格は前年同期より0.5%上昇、エネルギー、原材料の購買価格も4.9%上昇した。
◇天津◇
 域内総生産(GDP)は前年同期比12.16%増の376億6600万元だった。内訳
は第1次産業が4.4%増の8億6800万元、第2次産業が13.75%増の196億290
0万元、第3次産業が10.73%増の171億6900万元。
 工業生産額(付加価値ベース)は前年同期比13.6%増の151億6000万元とな
った。工業生産額(総額ベース)は15.1%増の627億元。
 輸出総額は前年同期比30.1%増の25億4400万ドルで、うち外資系企業の輸出
が37.1%増の18億7900万ドル、国有企業の輸出が10.9%増の6億900万ドル。
輸入は17.4%増の20億6900万ドルだった。
 契約ベースの外資利用額は前年同期比47.5%増の10億4000万ドル、実行ベー
スの外資利用額は46%増の4億200万ドルだった。
 固定資産投資は前年同期比23.6%増の67億3000万元で、うち国有部門の固定
資産投資は22.4%増の57億2600万元。
 農村住民の1人当たり現金収入は前年同期比7.7%増の1618.2元だった。1人
当たり消費は5.3%増の715.3元。
◇ 上海◇
 域内総生産(GDP)は前年同期比9.8%増の1081億8600万元だった。うち
第2次産業が13.8%増の510億4800万元、第3次産業が6.5%増の560億280
0万元。
 工業生産額(付加価値ベース)は前年同期比14.5%増の475億4900万元とな
った。重工業の生産額は19.8%伸び、上海市の工業部門全体の利益は22%伸びた。
 契約ベースの外資利用額は前年同期比110%増の21億200万ドル、実行ベース
の外資利用額は39.7%増の8億9900万ドルだった。
 固定資産投資は前年同期比7.5%増の238億9400万元に上った。うち基本建設
投資は13.4%増の85億1200万元、不動産開発投資は16%増の87億6900万元。
◇重慶◇
 域内総生産(GDP)は前年同期比9%増の386億9900万元だった。内訳は第
1次産業が2.5%増の53億8700万元、第2次産業が11.1%増の170億900万元、
第3次産業が9.1%増の163億300万元。
 工業生産額(総額ベース)は前年同期比12.1%増の231億8500万元となった。
重工業の工業生産額(付加価値ベース)は10.6%増の47億5800万元、軽工業は
8.6%増の24億7800万元。工業生産販売率は97%で、前年同期を1.4%上回った。
 貿易総額は前年同期比26.1%増の4億6500万ドルで、内訳は輸出が45.2%増
の2億4400万ドル、輸入が10%増の2億2100万ドル。
 契約ベースの外資利用額は前年同期比27.9%増の1億1300万ドル。実行ベー
スの外資利用額は前年同期の3倍の5700万ドルだった。
 固定資産投資は前年同期比37.5%増の74億6500万元だった。エネルギー、交
通、通信部門の投資は23.1%増の29億2600万元。公有経済の投資は21.6%増の
44億9700万元、非公有部門は71.3%増の29億6800万元。
 消費財小売額は前年同期比6.9%増の176億7500万元に上った。内訳は都市部
が8.2%増の103億8400万元、農村部が5%増の72億9100万元。
 3月末の金融機関の各種預金残高は年初より4%増え、1981億6600万元とな
った。うち個人の貯蓄性預金は1172億7500万元。3月末の金融機関の各種貸出
残高は年初より3.6%増えて、1676億7800万元となった。
 消費者物価指数(前年100)は99.4だった。サービス部門の平均価格は前年
同期より14.3%上昇、食料品の価格は5.8%下落した。
 財政収入は前年同期比28.7%増の24億4800万元、財政支出は同23%増の32
億5600万元だった。
◇広東◇
 域内総生産(GDP)は前年同期比9.3%増の2136億8000万元だった。
 工業生産額(付加価値ベース)は前年同期比10.3%増の715億8000万元とな
った。しかし伸び率は前年同期を4.2ポイント下回っている。重工業が軽工業よ
り大きな役割を果たした。
 貿易総額は前年同期比6.3%増の383億ドルで、うち輸出は0.9%増の201億ド
ルだった。
 実績ベースの外資利用額は8.3%増の25億9000万ドルで、広東がなお外国企
業にとって魅力をもつことが示された。
 固定資産投資は前年同期比9.8%増の387億6000万元に達した。こうして広東
の不動産開発投資と住宅販売は全国のそれぞれ22.2%と22.3%を占めた。
消費財小売額は前年同期比10.7%増の1119億7000万元に上った。消費者物価
指数(前年100)は99.2となった。
◇遼寧◇
 域内総生産(GDP)は前年同期比8.5%増の984億2000万元だった。
 農業生産額(付加価値ベース)は前年同期比4.5%増の53億6000万元だった。
 工業生産額(付加価値ベース)は前年同期比8%増の469億9700万元となった。
軽工業は12.5%、重工業は10.9%それぞれ伸びた。工業販売高は11.5%増の916
億4000万元、企業の利益は47.1%増の20億9000万元となった。
 サービス産業の生産高(付加価値ベース)は9.5%増の460億6000万元だった。
 貿易総額は前年同期比11.3%増の43億7000万ドルで、うち輸出が13.2%増の
25億1000万ドル、輸入が8.8%増の18億6000万ドルだった。
 外国投資契約件数は前年同期比359件で、契約ベースの外資利用額は9億230
0万ドルに上った。実績ベースの外資利用額は13.6%減の2億7800万ドルで、う
ち直接投資は18.5%増の2億7200万ドルだった。
 固定資産投資は前年同期比18.4%増の55億9000万元で、うち基本建設、技術
改造・設備更新、不動産開発の投資はそれぞれ11.3%、33.6%、27.4%伸びた。
国有部門の固定資産投資は17.1%増の36億4600万元、非国有部門は21.1%増の
19億4000万元だった。
 消費財小売額は前年同期比10.4%増の473億3000万元に上った。都市の小売
額は9.8%、農村では13.2%それぞれ伸びた。
 3月末の金融機関の各種預金残高は年初より187億8000万元増え、6111億700
0万元となった。各種貸出残高は年初より86億7000万元増えて、5293億270
0万元となった。
 都市住民の1人当たり可処分所得は3.7%増の1452元だった。農村住民の1人
当たり純収入は1.2%減の735.2元だった。
 財政収入は前年同期比52.5%増の77億2800万元で、うち税収は48.4%増の
69億9400万元。財政支出は同22.2%増の90億2000万元だった。
◇山東◇
 域内総生産(GDP)は前年同期比10.2%増の1914億5000万元だった。第1
次産業、第2次産業、第3次産業はそれぞれ3%、11.2%、10.4%伸びた。
 食糧の作付面積は前年同期比5.1%減の698万ヘクタール、綿花の作付面積は
30.7%増の71万ヘクタールで、野菜と油料作物の作付面積はそれぞれ200万ヘク
タールと96万ヘクタールだった。肉の生産は前年同期比6.6%増の160万トン、
乳製品の生産量は16.4%増の17万6000トンだった。
 主要工業企業(年間売上高500万元以上)の工業生産額(付加価値ベース)は
前年同期比14.4%増の631億6000万元となった。うち重工業は15.4%増の251
億6000万元、軽工業は14%増の380億元。国有部門の工業生産額(同)は前年
同期比12.1%増の172億2000万元だった。
 ほとんどの工業製品の生産は引き続き増えた。主要工業製品120品目のうち、
75%にあたる90品目の生産が増えた。生産が増えたのは糸、布、衣服および素材、
機械製品、石炭、ゴムと非鉄金属10品目など。カラーテレビ、電卓、冷蔵庫など
一部の電子、家電製品は大幅に増産された。
 主要工業企業の総売上高は前年同期比18.2%増の1958億4000万元に上った。
これらの企業の税込み利益は23%増の233億5000万元、利益は29.8%増の117
億8000万元となった。工業生産販売率は96.97%で、前年同期より0.4ポイント
上がった。工業製品輸出納品額は18.9%増の281億5000万元。
 貿易総額は前年同期比32.1%増の63億2000万ドルで、うち輸入が40.6%増の
24億4000万ドル、輸出が27.3%増の38億8000万ドル。輸出総額のうち、通常
貿易は32.3%増の19億5000万ドル、加工貿易は22.1%増の18億9000万ドル。
 外国直接投資の契約ベース外資利用額は前年同期比22.2%増の12億3000万ド
ル、実績ベース外資利用額は13.7%増の6億8400万ドルだった。
 国有企業の固定資産投資は前年同期比12.9%増の146億2000万元、その他民
間による固定資産投資は7.1%増の245億8000万元だった。技術革新投資は
40.7%増の50億元、基本建設投資は13.5%増の67億元。不動産投資は前年同期
比21.7%増の21億4000万元だった。
 消費財小売額は前年同期比11.3%増の675億9000万元に上った。休日の支出
が消費の主要な部分を占めた。消費財小売額の内訳は都市が12.4%増の485億元、
農村が8.8%増の190億元。卸売額は12.2%増の444億9000万元だった。サービ
ス業の売上高は19.4%増の66億7000万元に上った。個人消費は12.3%増の272
億8000万元。
 3月末の金融機関の各種預金残高は年初より406億4000万元増え、7828億400
0万元となった。金融機関の各種貸出残高は年初より220億1000万元増えて、6396
億2000万元となった。
 都市住民の1人当たり可処分所得は前年同期比5.5%増の1861.2元だった。
個人支出は1335.2元で、1999年より3.4%増えた。農村住民の1人当たり純収入
は3.8%増の779.9元で、支出は4.6%増の675元だった。
 消費者物価指数(前年100)は2.7%上昇、物価全体への影響が最も大きい食料
品の物価指数は3.7%上がった。医療費、娯楽費、居住費はそれぞれ2.6%、8.4%、
1.3%の上昇。
 財政収入は前年同期比15%増の102億6000万元、財政支出は同11.6%増の101
億6000万元だった。
◇河南◇
 域内総生産(GDP)は前年同期比9.4%増の1064億6000万元だった。第1
次産業が5.7%、第2次産業が11.5%、第3次産業が8.2%それぞれ伸びた。
 工業生産額(付加価値ベース)は前年同期比13%増の272億1300万元となっ
た。基幹国営企業、合弁企業、郷鎮企業の生産がいずれも伸びた。
 貿易総額は前年同期比38.7%増の6億4100万ドルで、うち輸出が22.8%増の
3億8300万ドルだった。
 外国投資は前年同期比2.4%増の8749万ドルで、伸び率は全国平均を9.34ポ
イント下回った。
 固定資産投資は前年同期比11.1%増の94億2500万元で、うち基本建設投資は
1.5%増の60億1600万元だった。
 消費財小売額は前年同期比10.7%増の451億1600万元で、農村、都市で前年
同期よりそれぞれ11.3%と10.3%伸びた。売れ行きが良かったのは家電、コンピ
ューター、電話機、携帯電話。
 3月末の金融機関の各種預金残高は前年同期より28億7100万元増え、5005億
9000万元となった。3月末の各種貸出残高は前年同期より31億2800万元増えて、
4459億8600万元となった。
 都市住民の1人当たり可処分所得は前年同期比4%増の1382.80 元だった。農
村住民の1人当たり純収入は6.2%増の395.35元。
 消費者物価は前年同期より1.4%上昇した。内訳は都市部が1.5%、農村部が
1.3%。
 財政収入は前年同期比10.8%増の48億9000万元、財政支出は同9.4%増の72
億100万元だった。
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