ＩＴ最前線
「10・５」計画中に５大情報プロジェクト実施
国家発展計画委員会の発表によると第10次５カ年計画（2001－2005年）期間中、
国民経済・社会情報化のプロセスを速めるため、５大情報プロジェクトを実施する。
５大プロジェクトは次の通り。
１、 情報資源開発プロジェクト。基礎国情情報、マクロ経済情報、公共情報資源
２、 の３プロジェクトを通じて、情報資源開発の全体的枠組みを初歩的に作り
上げる。
３、 情報インフラ・プロジェクト。高速広帯域網、移動情報網、都市情報化、情
４、 報セキュリティ・システムの各プロジェクトを通じて、情報インフラを絶え
ず情報化の要請に合わせていく。
３、情報化応用プロジェクト。電子政府、電子メディア、ネットワーク教育、社
会保障情報化、社会総合対策情報化の各プロジェクトを通じて、情報化の応用を全
面的に繰り広げ、深める。
５、 電子商取引プロジェクト。電子商取引モデル、金融情報化、企業情報化の各
プロジェクトを通じて、経済全体の競争力を高める。
６、 情報製品プロジェクト。デジタルテレビ、ＩＣ、ソフトウエアの各プロジェ
クトを通じて、情報製品の供給能力を大幅に高める。
なお関係の計画によると、第10次５カ年計画期末に、中国の通信事業と電子情報
製品製造業はＧＤＰの７％を超える。ネットワークの規模、容量は世界第１位を占
め、コンピュータの保有台数は6000万台以上に、全国の電話普及率は40％に、イ
ンターネット・ユーザー普及率は８％以上に達する。情報技術の伝統産業改造に対
する役割が著しく強まり、情報サービス業の年平均伸び率は30％を超える。国際市
場における 電子情報製品のシェアは一層拡大し、電子情報製品製造業はＧＤＰの
３％以上を占め、電子製品の輸出額は年平均15％前後で伸びるという。
中国ソフト産業、年平均30％近い成長
情報産業省の関係者によるとはじまりが遅かった中国のソフトウエア産業はこの
５年間、年平均28％の成長を遂げ、同期のＧＤＰの伸び率の３倍となった。
中国はソフト産業の飛躍的発展を推進するため、北京、上海、大連、成都、西安、
済南、杭州、広州、長沙、南京の10カ所に国家レベルのソフト産業基地を建設する
ことを承認した。
中国のソフト産業は95年当時、売上高が68億元だったが、昨年は600億元に達
した。現在、ソフト産業の従業員は33万人で、うち技術者が18万人となっている。
企業群が形成されつつあり、北大方正、中軟総公司、東大アルパインなどソフト企
業六社は年間売上高が10億元を超えている。
専門家は、中国のソフト産業の急速な発展は科学技術の進歩と経済構造の調整を
促進するもので、国家レベルのソフト産業基地開設はソフト企業の資源の整合を実
現し、産業群を形成し、国際競争力を高めるものであると指摘している。
大連に国家ソフト産業基地発足
中国の国家ソフトウエア産業基地の１つ、大連ソフトパークは２日午前、名称プ
レートを掲げる式典を行った。
国家発展計画委員会と情報産業省が最近承認した10カ所の国家ソフトウエア基
地の１つ。
98年に開設され、日本へのソフト輸出や新しい「政府が支援し、民間が運営する
」体制、国際標準のインフラ、高いレベルの人材養成基地、国際的輸出基地など独
自の特徴を備え、10大ソフト基地の中でトップにある。
現在、大連ソフトパークに進出している企業は70社余りで、内外で有名なソフト
企業がかなりある。間もなく供用される広さ２万4000平方メートルのソフトパーク
科学技術ビルはその７割のスペースが内外のソフト会社と賃貸あるいは購入の契約
が結ばれている。敷地面積６万平方メートルの東ソフト情報技術学院は今年９月、
情報技術を学ぶ第１期生2000人余りを迎える。またデータセンターや住宅区、学校
の建設も急ピッチで進んでいる。
浪潮集団、サーバー産業に20億元投資
浪潮集団有限公司の孫丕恕社長は６日北京で、「浪潮集団は20億元の資金をサー
バー産業に投入して、国外ブランドが中国のハイテク市場を独占している現状を打
破し、中国のサーバー産業をリードしている地位を維持していく」と言明した。
孫社長は「浪潮集団は今後の３年間に、この巨額の資金をサーバーの技術開発、
生産テスト、ソリューションなど５分野に投入していく」と表明した。
この発表に先立ち、中国工商銀行と浪潮集団は、40億元の総合与信取り決めに調
印している。
サーバーはデジタル時代に欠かせない装置である。通信サーバーは、安くて美し
いＩＰデジタル電話サービスを利用者に提供でき、映像サーバーは品位の高い双方
向のデジタルテレビ番組を利用者に提供できる。また住宅団地に設置された多機能
サーバーはチャット、遠隔株取引、Ｅメール、商品購入など多様なサービスを住民
に提供することができる。
鉄鋼業界の電子商取引に協力 中国工商銀行
中国工商銀行は７日、鉄鋼業界のウェブサイト、中国聯合鋼鉄網を運営する中聯
鋼電子商務有限公司との間で電子商取引に関する協力取り決めを結んだ。これは協
力双方と中聯鋼に出資している企業12社が正式に提携し、鉄鋼業界の情報化を進め、
業界の電子商取引を推進することを示している。
中国聯合鋼鉄網は中国鉄鋼工業協会が中心となり、宝山、鞍山、首都など国内最
大の鉄鋼企業12社と貿易企業が共同出資で立ち上げた電子商取引サイト。出資企業
12社の鉄鋼生産量、取引量、利益は業界全体の50％に達している。同行スポークス
マンによると、国の情報化で工業化を促す発展戦略を実施し、鉄鋼業界の電子商取
引を急速に発展させ、取引など流通段階の効率を高め、業界全体でコストを下げ、
競争力を高めるため、工商銀行と中国聯合鋼鉄網およびその出資企業12社が電子商
取引の分野で戦略的協力パートナーの関係を確立し、協力各方面の資金、資源、情
報、技術、市場など 多方面にわたる優位性を集め、企業と銀行のオンライン化、
ネット支払い、グループ・ファイナンス、鉄鋼取引、情報交換、サイト接続など多
くの面で幅広く協力する。今後、双方は鉄鋼業界のネット販売など電子商取引を共
同で進め、工商銀行は聯合鋼鉄網を通じた鉄鋼製品のネット販売に対し、安全かつ
便利で、速いオンライン支払いサービスを提供する。また先進的なネットバンキン
グ・システムを通じ、中聯鋼の出資企業とその会員にネット決済、ネット購入、グ
ループ・ファイナンスなどについて、優先的な優遇ネットバンキング・サービスを
提供する。
インテリジェントソフトのＢＯ社、中国市場に全面進出
世界的に有名なインテリジェント・ソフトウエアの供給業者、ビジネス・オブジ
ェクツ社（ＢＯ）は最近上海で、智能商務中国公司とＢＯ社の商業智能ソフトの現
地化を共同で推進する契約を結んだ。
このソフトウエアは企業が分散したデータ資源を整理、統合して有用な情報に変
えるのを助けることができる。そして企業に分析、意思決定の拠り所を与え、企業
の対応能力、競争における優位と顧客へのサービス水準を大きく高め、企業の経営
管理水準と競争力を向上させる。
ＢＯ社の智能ソフトは四年前に中国市場に進出し、チャイナ・テレコム、中国建
設銀行など150社がこのソフトをすでに採用している。智能ビジネスソフトの現地
化を推進し、中国語版の発表を速め、中国企業の要請に合った智能ソフトを設計し、
個性化したサービスを提供するため、ＢＯ社は合弁企業の智能商務中国公司との提
携を決定した。
この智能ソフトは財務、製造、通信、保険、医療、出版、医療、後方支援、政府
などの分野に幅広く使うことができる。ユーザーに全面的な電子智能ビジネスソフ
トのソリューション・ツールパッケージを提供する。
ＢＯ社は米国のナスダック上場企業で、世界の主要な電子ビジネス・インテリジ
ェンス・ソリューション供給業者の１つ。
━━━[PR]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■■■■■■■■毎月もってけキャンペーン実施中■■■■■■■■■■
★何が入っているか？ ＩＴに強くなるアイテムがいっぱいの豪華福袋！
★ＰＳ２ ★palm m100 ↓↓↓ まとめてド～ンとプレゼント
http://adways.net/?act0352cq1139
■ バーチャルアイドル「ネネちゃん」の壁紙、スクリーンセーバーも無料 ■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━[PR]━━━
|