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大学卒業生インターン計画受け入れ整備

北京 5000卒業生インターンを計画 インターン単位連絡方式発表

 今年全国で大学卒業生30万人を対象にした企業、事業単位のインターンが計画さ
れる。この日からインターンに参加したいと思っている大学卒業生は自発的に関連
部門と連絡をとって、関連情報を入手できる。
 2日、人力資源社会保障部はウエブサイト上(www.mohrss.gov.cn)に、全国31省大
学卒業生就業インターン業務の省レベル連絡部門、連絡者、連絡方式及び75の重点
連絡都市及びその連絡方式を発表した。企業、事業単位、大学卒業生にインターン
業務の関連事務がわかるよう情報提供を便利にし、各方面の就職インターン参加の
道筋を開いた。
 そのうち、北京市の連絡方法は、北京市人力資源社会保障局大中専卒業生就業処
の古尊師さん、電話は65268362。今年、北京市では5000人の大学卒業生が就職イン
ターンに参加する計画となっている。
 目下、人力資源社会保障部、教育部、工業情報化部、国資委、工商総局、全国工
商聯、共青団といった中央は共同で「大学卒業生就職インターン100万人3カ年計画
印刷配布についての通知」を制定、下部機関に配布した。
 3年間で100万人のキャンパスを離れても未就職の大学卒業生を就職インターンに
参加させる。今年は全国で30万人の枠が計画されている。インターン期間において
は、インターン先と地方政府が基本生活補助を提供し、インターン期間内の基本的
な生活を保障する。
 制定され、下部機関に配布されたばかりの「大学卒業生就業推進行動展開に関す
る通知」では、中西部の財政困難地域で現地政府が負担したすべての大学卒業生就
職インターン基本生活補助は、中央財政就職補助移転支出資金から適当な支援を行
えることをさらに明確にしている。〔北京晩報2009年7月3日〕

30万の今年卒業生が就職インターン 75都市で受け入れ体制整備

 「目下我々は既に75都市について、大学卒業生就職インターン連絡都市として確
定した」7月2日、人力資源社会保障部就業促進司関係者が本紙記者に伝えた。
 7月に入り、610万人の大学卒業生が次々とキャンパスを離れているが、厳しい就
職情勢で彼らの中の一部は先行して「インターン」を決めている。
 今年4月、人力資源社会保障部、教育部、工業情報化部、国資委、工商総局、全
国工商聯、共青団といった中央は共同で「大学卒業生就職インターン100万人3カ年
計画印刷配布についての通知」を制定、下部機関に配布した。
 それによると、2009年―2011年において、3年間で100万人のキャンパスを離れて
も未就職の大学卒業生を就職インターンに参加させるとしている。2009年は全国で
30万人の枠が計画されている。
 「目下、各省では既にそれぞれ作業計画を制定しており、大学卒業生就職インタ
ーン業務の省レベル関連部門が明らかになった。インターンポストを確認して、よ
り大学卒業生数が多く、よりインターン業務の基礎がしっかりしている都市を大学
卒業生就職インターン業務重点連絡都市とする」と先ほどの人力資源社会保障部の
関係者は述べている。
 今年、大学卒業生は610万人に達すると予想され、仮に初めての就職活動期にお
ける過去数年の70%前後の就職率で計算すると、約100万人以上の大学生はキャンパ
スを離れるときには働き口を探すことが難しい。
 7部委が共同で大学生就職インターン100万人計画を打ち出す前に、早くも各地で
は既に就職インターン計画が存在していた。例年と比較し、今年の就職インターン
はさらに卒業生からの歓迎を受けている。
 「今年は就職状況が厳しいが、財政が許され、我々は5月期に2009年卒業の学生
に対して就職インターンを行い、5月期に850人強を募集した。前年同期の数字は今
年の3分の1にすぎない」7月2日、南京人事局卒業生就職指導サービスセンターの担
当者である王維さんはこのよう述べた。
 2004年下半期から始まった南京市「寧労職培[2004]1号文」によると、卒業生イ
ンターン計画の実施は、南京市就職指導センターが主要な監督機関となって、各区
の人材センターを含む南京市人事系統の単位により、企業とインターン生との仲介
業務を行われる。
 インターンを募集している企業は、人事局の審査を経た、主に南京の大、中型企
業である。インターンのポストには、銀行員、自動車工業のライン労働者、江蘇電
信ユーザーサービス部門等で、このほか、経済開発区内企業もインターン募集の大
口である。
 人力資源社会保障部関係者によると、大学生就職インターン100万人計画のうち、
インターン先の業界は現地の重点的に発展している優位性のある企業を最優先する
ことを考慮し、同時に可能な限りさまざまな業界の企業、事業単位の参加を受け入
れられるようにする。
 すべての提供されたインターンポストは一定の技術的価値と業務内容を備えてい
なければならない。「有名企業は大学生にとってとても魅力があるので、我々はこ
の部分の企業が多く参画することを考える」人力資源社会保障部関係者はこのよう
に述べる。
 政府はインターンに対して補助を提供するため、企業の人件費を減らすことは疑
いもなく、企業は積極性を持ってインターン計画に参画する卒業生を受け入れるこ
とになる。「なぜなら、政府の財政の補助があれば、多くの事業単位はさらに多く
のポストを持とうとするからだ」王維さんはこのように述べる。
 過去数年、南京市はインターンに参加した卒業生に対し、南京市最低賃金に基づ
き50%の補助を与えていたが、現在、南京市基本賃金が850元へと上昇し、卒業生就
職インターン補助標準も最低賃金の60%へと上昇、つまり、インターンには毎月510
元の補助が支給される。南京市財政局が再就職資金をリストアップして用意する。
 大学生就職インターン100万人計画に参加する今年の卒業生はインターン期間内
には労働契約にサインせず、インターン先は厳格に法的に決められた給与報酬を払
うことはできない。インターン先と地方政府が基本生活補助を提供し、大学卒業生
インターンの期間内の基本的な生活を保障する。
 卒業生がもしインターン期間あるいは期間満了後にインターン先に正式に採用さ
れれば、インターン期間も勤続年数として算入することができる。大学卒業生の同
一単位でのインターン期間は一般的に3―12カ月である。
 就職インターンは就業とは同一ではないにしても、多くの地域ではインターン計
画を通じ、やはり相当な部分の卒業生がもともとインターンをしたポストにとどま
っている。
 「企業インターン学生がそのポストにとどまる率は60%に達している」王維さん
は記者に対してこのように述べる。
 王維さんによると、今年募集採用したインターンが最も多かった企業は南京地下
鉄で、すべて試験を経て80人強、次が上海GMで30―40人を募集採用した。
 卒業生のインターン時期における権利を保障するため、南京人事局は学生、企業
との三者での協議を求めている。また、インターン採用試験によって企業に入ると
きには、一般的に学生に対しインターン前の研修を行うが、さらに専門の先生もつ
くことがある。
 しかし、幾つかの企業では、インターンを募集するという名目でインターンを安
価な労働力として使っている状況があらわれている。
 「この種の状況は確かに存在している。年末に実施した統計結果でも、40%前後
の学生は3カ月前後でインターン先を離れているが、大部分の学生はとどまってい
る」王維さんはこのように述べる。
 人力資源社会保障部関連担当者によると、就職インターン計画推進の一つの重要
な目標は、大学卒業生の総合的な資質の向上であり、彼らの仕事経験をふやし、今
後の就職競争力をつけることにあるという。
 「インターン期間満了になってもインターン先から採用されない大学卒業生は、
引き続き政府が提供する無料就職サービス及び各種就職サービスを享受できる。起
業を希望しているのであれば、関連機関がプロジェクト開発、プログラムデザイン、
リスク評価、開業指導、融資サービス、起業後支援等一連の起業サービスを提供する」
〔21世紀経済報道2009年7月3日〕
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