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中国のカーライフにまつわる各種コスト

「電子警察」45台設置初日違法車両1万台を撮影 逆走等多数 前海

 8月18日、前海(青島市市南区の南海岸)沿線の45カ所に「電子警察」(交通監
視用カメラ)が新たに設置された。
 設置当日の午後2時ごろ、45台の「電子警察」が捕捉した各種違法運転の件数は
既に5000件余りに達しており、交通警察部門は、午後12時までには1万件前後に達
するだろうとの見方を示し、これら違法車両を処罰するとしている。
 18日午後1時ごろ、青島市市南区交通警察本部指揮センターの大画面には、前海
沿線の、今回新たに45台もの「電子警察」が設置された、各交差点の様子が鮮明に
映し出されていた。
 モニタリングの最中、太平路と単県支路の交差点で黒い乗用車が道路を逆走し路
肩に停車、数秒後、運転手は車を降り、鍵をかけ、その場を離れた。
 この位置の停車は規定によって禁じられており、停車が1分を超えれば違法とみ
なされるとして、人民警察は証拠写真の撮影に取りかかった。
 人民警察によれば、証拠とするためには、通常以下3パターンの写真を撮る必要
がある。
1) ロングショット(違反車両が確かに停車禁止標識前に停車していることを示す)
2) ルーズショット(カメラを適度に寄せて、車両周辺の通行人や他の車両を写し
 込むことで動的プロセスを示す)
3) ナンバープレート
 なお、1)と3)の写真の撮影には1分以上の間隔をあけ、当該車両の停車時間が確
かに1分以上であることを証明する。
 一方、福州路と彰化路の交差点に設置した「電子警察」はバス専用道路に停車し
ている乗用車2台を捉えた。
 バスの優先通行権を保障するため、一般車両のバス専用道路への進入は禁じられ
ており、人民警察はこれら車両の撮影も行った。
 東海西路と延安三路の交差点では、白い乗用車が二重黄線を越えてUターンして
いる様子が捕捉された。
 ここで保存された1)の写真には当該車両がUターンしようと右に転回している様
子が、また2)の写真にはこの車両が既に二重黄線を越えている様子が、そして3)の
写真にはこの車両のナンバープレートがそれぞれ鮮明に写し出されていた。
 交通警察支部の担当者によれば、18日午後2時ごろまでに、前海沿線に設置され
た45台の「電子警察」が捕捉した各種違法行為は5000件余り、この数字は午後12時
までに1万件前後に達する見込み。
 違法行為としては、方向規制に反した運転、逆走、禁令・標識違反等が数多く見
られ、違法行為は東海路沿線の交差点や太平路沿線の交差点等に集中しているとい
う。〔半島都市報2014年8月19日〕

深センが駐車料金最高都市に 1日の駐車料金最高300元

 広州が駐車料金6割増という大幅な値上げをし、1日の最高が128元となったのに
続き、深センも非常に大きな駐車料金基準の値上げを行った。
 18日、深セン市都市交通企劃設計研究センターが深セン都市交通運輸委員会に対
し提出した深セン路上外駐車場(路上駐車場以外の全ての駐車場)の費用調整案が
公布された。
 この案に基づき、深セン一類区域の営業日においては30分につき最高6元の調整
費を加算することができるようになり、もとの最高費用60元にこれを加算すると、
1日の最高費用は300元に達することになる。
 また、今回の値上げ前、深センでの1日の駐車コストは60元であったが、値上げ
後はこれが5割増となる。
 目下国内の一線都市のうち、1日の最高駐車料金は北京134元、上海240元、広州1
28元となっているが、深センでこの調整案が施行されると、その駐車料金は一躍全
国トップとなる。
 深センの路上臨時駐車費用実施のわずか10日後、この路上外駐車場の費用調整案
は行われた。
 駐車料金値上げは、政府機関に言わせると「渋滞解消」措置の一つであるという。
深センでは、購入無制限で、自動車の需要調整は行わず、交通渋滞を緩和させてい
るため、経済的手段を用いてマイカー利用コストを高めて自動車使用を調整している。
 深センの路上臨時駐車料金は値上げ開始後1日当たり最高265元となり、深センの
ネットユーザーから突っ込みを受けていたが、費用調整案によれば、深センの路上
外駐車場の1日当たりの最高料金はそれ以上になる。
〔南方報網―南方日報2014年7月19日〕

タクシー配車アプリユーザーは累計1.3億

 タクシー配車ソフトは、多くのユーザーの外出の便利なサポーターとなってきて
いる。
 国内研究機構の易観智庫(enfodesk)の最新データでは、今年6月までに、国内
タクシー配車アプリユーザー規模は1.3億に達し、そのうち、快的打車が53.57%で
マーケット首位を占め、滴滴打車が45.56%で第2位となっている。
 今回のデータによると、今年第2四半期、快的打車は306都市、滴滴打車は178都
市をカバーしている。
 第2四半期において、快的打車のアクティブユーザーの平均起動回数は6.7回、滴
滴打車の平均起動回数は5.9回である。比較すると、快的打車のユーザーのリピー
ト度が高い。
 今年5月、快的打車と滴滴打車はともに乗客に対するキャッシュバックを停止した。
 易観智庫の分析では、タクシー配車アプリ市場には高額のキャッシュバックを狙
ってタクシー配車ソフトを利用するユーザーが普遍的に存在するためと分析する。
キャッシュバック取消後、この部分のユーザーは流出した。
 一方、タクシー配車ソフトのサービス対象であるもともとタクシーをよく利用す
るユーザーは、キャッシュバックがなくなっても大きな影響を受けていない。
 タクシー配車ソフト企業はタクシー配車サービスの核心とした、さらなるタクシ
ー利用サービスを開発している。
 先日、快的打車はSUV専業メーカーJeepと協力し、タクシー配車または即時タク
シー配車の快的打車ユーザーについて、ラサでは無料とすることを打ち出した。こ
れはモバイルネット企業と自動車ブランドが青藏高原で展開した初めてのO2O営業
販売活動とも言える。
 タクシー配車ソフトはサービスのさらなる開拓を通じ、自動車利用の入り口的作
用をし、ユーザーに多種多様な外出サービスを提供しており、タクシー配車アプリ
市場は奥行きのある発展状況を呈している。〔新華網2014年7月24日〕
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