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時代と世相を反映した新産業創出

北京 いち早く自動運転商用化試験を開始

 中国で最初の自動運転移動サービスの商用化試験が2021年11月25日、北京で始ま
った。
 現段階では、北京の経済技術開発区60平方キロメートルの範囲に、100台以下の
自動運転車が商用化試験サービスを実施することになっている。目下、既に一部の
企業が承認されている。
 北京経済技術開発区担当者の説明によると、現在、自動運転企業は既に後半過程
に入っており、業界全体が技術検証や製品開発から商用化の段階に移行している。
 したがって、自動運転商用化試験の開始によって、自動運転企業の研究開発から
商用化までの完全な閉鎖環境は開かれ、自動運転移動サービスのビジネスモデルの
探求と革新が促進されるだろう。
 この管理政策によって、企業は市場ベースの価格設定メカニズムを採用して、乗
客への課金ルール、支払い方法、及びその他の情報を明確にすることを前提として、
課金サービスを体験できるとされている。
 自動運転は、AI技術によって探求された最も現実的なアプリケーションシナリオ
の一つとして、常に業界の将来を変革へと牽引するという大きな期待を託されてき
た。しかし、まさにこの技術が最先端であるために、現在の主要な交通シナリオの
ルールに対応する措置がないという結果になっている。
 この真新しい「無人区」において、試験的局面でいち早く先手を打った者が、将
来の主導権と業界での発言権を握ることになるだろう。北京が国内初の自動運転移
動サービスの商用化試験を開始したことは、間違いなくこのサーキットの主導権を
つかんだということである。
〔新京報2021年11月26日〕

大量消費力と成長への意欲、氷雪産業に明るい未来

 「中国氷雪観光消費ビッグデータ報告(2020)」によると、2018―2019年の雪の
季節に、中国の氷雪観光客数は2億2400万人に達し、氷雪目的地への旅行1回につき
1人当たりの消費は約5000元だった。
 「2021年中国氷雪産業発展研究報告」によると、2015年から2020年にかけて、中
国の氷雪産業の総規模は2700億元から6000億元に増加した。「氷雪スポーツ開発計
画(2016―2025年)」によると、中国の氷雪産業の総規模は2025年に1兆元に達す
ると予想されている。
 今年2月、文化観光庁などが「氷雪観光開発行動計画(2021―2023年)」を発表し、
「2023年までに「3億人を氷雪スポーツに参加させる」という目的を達成するだろ
う」と述べた。
〔北青網2021年11月22日〕