中国高等教育の学びの広がり
2023年 大学院受験の真の合格率は約6対1
2023年の卒業シーズンを間近に控え、教育部が公表したデータによると、2023年
の大学院試験の全国受験者数は474万人と8年連続の増加となり、大学院受験の競争
は激化している。
4月16日、新東方が発表した「2024中国大学生の大学院受験白書」の予測による
と、今後10―20年において、中国の大学院生教育は持続的な急速発展の時期を迎え、
社会の発展と受験生個人の発展の要請により、修士大学院生の募集規模と育成の質
が更に向上する。
新東方は各募集単位が公式に発表した募集人数を整理し、募集データの中から試
験を免除される受験生数を除外して算出した2022年及び2023年の大学院受験の真の
合格率はそれぞれ5.6と5.7である。単純に計算すると、大学院受験生の6名中1名が
合格することになる。
真の合格率は、展示された受験難易度、総合データから推計された合格率より高
くなっているが、ここ数年は相対的に安定しており、難易度に明らかな変化は見ら
れない。〔騰訊新聞2023年4月17日〕
教育部 大学本科の専攻を新たに21専攻追加
教育部は今般、「2022年度大学本科専攻届出及び審査認可結果の公布に関する通
知」を公布した。また、大学本科専攻目録への更新を行い、新たに計21専攻が加え
られた。国際法、司法鑑定学、労働組合学、バイオマテリアル、電動輸送工学、飛
翔体メンテナンス工学等21の新専攻が大学等の本科専攻目録に追加された。
新専攻において、新たに開設した大学が最も多いのはバイオメトリクスで、中国
薬科大学、南京医科大学、広東医科大学、南方医科大学及び海南医学院である。も
う一つの比較的開設が多かった専攻はデータサイエンスであり、北京交通大学、福
建師範大学である。〔騰訊網2023年4月19日〕
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