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未成年のネットユーザー数の飽和

未成年のネットユーザー数が1.93億人 ゲームやショート動画が普及

 2023年12月23日、「第5回未成年者のインターネット利用に関する全国調査報告
書」が公表された。
 それによると、中国の未成年者のインターネット普及率は既に97.2%に上昇し、
基本的に飽和状態に達しているとともに、未成年者のインターネット利用は明らか
に低年齢化の傾向にあり、過去5年間で小学段階の未成年者のインターネット普及
率は89.5%から95.1%に上昇した。
 中国の未成年者のネットユーザーの規模は拡大を続け、2022年には1.93億人を超
えた。2018―2022年では、未成年者のインターネット普及率は93.7%から97.2%に上
昇し、基本的に飽和状態に達した。〔北京商報2023年12月24日〕

12月は住宅価格の下落幅が拡大

 2023年12月の不動産市場は下落傾向が続き、住宅価格は底を打った。
 国家統計局が1月17日に発表したデータによると、2023年12月、全国主要70都市
の新築・中古住宅の価格は下落が続いている。
 単純計算では、12月の全国70都市の新築住宅価格指数は前月比で0.4%下落し、下
げ幅は11月と同じだった。前期比では0.9%減と21カ月連続の低下となり、かつ下げ
幅が1カ月前から0.2ポイント拡大した。
 新築住宅に関しては、12月に前月比で価格が上昇したのは7都市のみで、前月か
ら2都市減少した。下降した都市は前月から3つ増加し62都市となった。中でも、南
京は1.2%、厦門と武漢は1.1%と、下げ幅はそれ以前の数か月と比較して明らかに拡
大した。
 更に注目すべきは、全国主要70都市の中古住宅価格が前月比で全て下落し、2014
年10月以来初めて全て下落したことである。
 12月の一線都市の中古住宅販売価格は前期比3.5%減少し、下げ幅は前月に比べて
0.6ポイント拡大した。中でも、北京、上海、広州、深センはそれぞれ2.2%、3.4%、
5.2%、3.1%減少した。二、三線都市の中古住宅販売価格は前期比で4.0%、4.2%下落
し、下げ幅はそれぞれ前月に比べて0.4ポイント、0.3ポイント拡大した。
〔金融界2024年1月17日〕
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